空家発生予防プロジェクトについて

更新日:2024年01月19日

地域で取り組む空家発生予防の取組のモデル構築のため、城山台地区、嵯峨谷地区、岸上地区の3地区で取り組んだ空家発生予防プロジェクトについて、全ての活動が完了したので、取組内容を公開します。

岸上地区の取組について

地区の範囲:

 橋本市岸上の全域

取組期間:

 令和4年8月1日から令和5年10月31日まで

活動内容等:

 岸上地区モデル活動報告書(PDFファイル:3.3MB)

他地域にも紹介したい内容(区及び自治会等への管理者連絡先の提供):

市が所有者等から同意を取得したうえで、所有者等の連絡先を区に提供する取組を行いました。

これは、空家等対策の関係者としての区又は自治会等の役割を明らかにするとともに、近隣住民の不安軽減、状態の悪化等の早期発見等の効果が期待でき、適切な管理を促進する上で効果的な取組と考えられます。

橋本市空家等対策プロモーション計画でも、市として空家等の管理者の連絡先の把握に努めること、所有者等において管理者を取り決めること、区及び自治会等に対して連絡先を伝えておくこと等を定め、ホームページで管理者の届出を呼びかけています。

 管理者の届出はコチラ(内部リンク)

城山台地区の取組について

地区の範囲:

 橋本市城山台の一部の区域

 (城山台一丁目、三丁目、四丁目の区域のみ)

取組期間:

 令和4年9月1日から令和5年10月31日まで

活動内容等:

 城山台地区モデル活動報告書(PDFファイル:2.6MB)

他地域にも紹介したい内容(出前講座の開催及び周知の取組):

市と自治会の共催で、公益社団法人和歌山県宅地建物取引業協会を講師に招き、出前講座を開催しました。

開催前には自治会長自らが多くの住民に直接参加を呼びかけ、参加者の約20%は、自治会長の呼びかけにより参加申込に至りました。また、開催後には当日参加できなかった住民や遠方に居住する家族にも啓発するために動画を公開する等、地域全体を巻き込んで空家発生予防に取り組む効果的な啓発活動を行いました。

橋本市空家等対策プロモーション計画でも、区又は自治会等との共催で出前講座を開催すること、その地域の特性を最も理解している区及び自治会等と専門的な知識や経験を有する協力事業者が連携し、その地域が目指すべき状況や解決すべき課題等を明確化することで、出前講座等段階的な取組により全住民に発生の抑制の取組の重要性を浸透させられる体制を目指すこと等を定め、ホームページでも当日の様子を紹介しています。

 出前講座の紹介はコチラ(内部リンク)

嵯峨谷地区の取組について

地区の範囲:

 橋本市高野口町嵯峨谷の一部の区域

 (嵯峨谷区の区域のみ)

取組期間:

 令和4年11月1日から令和5年10月31日まで

活動内容等:

 嵯峨谷地区モデル活動報告書(PDFファイル:1.8MB)

他地域にも紹介したい内容(物件台帳整備):

自身や家族が所有する住宅及び土地の台帳を作成し、家族で共有する取組を行いました。

これは、空家等対策の関係者としての家族の役割を明らかにするとともに、相続漏れが無いか、将来誰が管理するか、誰がどのタイミングで処分するかをあらかじめ検討する等空家等の発生を予防する上で効果的な取組と考えられます。

橋本市空家等対策プロモーション計画でも、市として物件台帳の作成をサポートすること、所有者等において家族が所有する全ての建築物等及びその敷地の情報等を家族で共有し、将来の管理者や処分方法等をあらかじめ取り決めること等を定め、ホームページでも物件台帳作成など相続準備の支援について公開しています。

 相続準備の支援はコチラ(内部リンク)

 

以下はモデル地区募集時の内容になります。

モデル地区の募集について(募集は終了しています

空家発生予防プロジェクトとは

人口減少により今後ますます増加が見込まれる空家の発生を予防するため、一部の地区において市と区・自治会が協力し、出前講座や意向調査等を通じて地区内全住戸の所有者に対し「将来的にマイホームを空家にしないよう家族で、地域で気を付けよう」という意識を啓発するためのプロジェクトです。

プロジェクトの期間は令和4年度から令和5年度までを予定しています。

モデル地区とは

地区内において空家等の発生を予防するための先進的な取組を試験的に実施するとともにその効果を検証することで、今後、市内全域において区及び自治会等の地域が主体となって推進する空家発生予防の取組モデルを構築するため、あらかじめ選定する地区(区又は自治会の全域又は一部の区域)をいいます。

モデル地区における取組の目標や内容、期間などについてはその地区の区長又は自治会長、役員の皆様と相談して決定します。

モデル地区のメリット

市と協力しながら先進的な取組を試験的におこなうことで、地域における空家の発生予防、早期発見・早期解決に繋がります。

取組内容(例)

空家実態調査、家屋所有者調査、意向調査、出前講座など。

 ※上記募集要領の4・5ページで詳しく紹介しています。

 ※紹介している例の全てに取り組む必要はなく、地区の特性や実際に考えられる課題に応じて取組内容を決定します。

募集概要

詳細な内容は空家発生予防プロジェクトに係るモデル地区募集要領(PDF:373.5KB) をご覧ください。

申込期間

令和4年4月4日(月)から令和4年5月13日(金)まで

申込書類

モデル地区申込書(Word:29KB)

モデル地区申込書(PDF:247.3KB)

モデル地区申込書(記入例)(PDF:299.9KB)

記入例を参考にご記入ください。ご不明な点等ございましたら建築住宅課までお問い合わせください。

申込先及び申込方法

648-8585橋本市東家一丁目1番1号 橋本市役所 建築住宅課 宛

郵送又は窓口持参

お問い合わせ先

橋本市役所 1階 建築住宅課 住宅係(高橋)

電話番号 0736-33-1115(直通)

お問い合わせ

橋本市 建設部 建築住宅課
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-1115 ファクス:0736-33-1665
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