令和6年度 特定健診・特定保健指導について
特定健診・特定保健指導は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した生活習慣病を予防するための制度で、平成20年4月から実施しています。
これらは、生活習慣病の発症リスクや健康状態を知るチャンスでもあります。まずは年に一度の健診を受けることからはじめ、これからの健康管理にお役立てください。
メタボリックシンドロームとは

内臓に脂肪が蓄積する「内臓脂肪型肥満」(腹囲:男性85センチメートル以上、女性90センチメートル以上)に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせ持っている状態を言います。
現在、予備群も含めると該当者は、40歳~74歳の男性の57%、女性の21%と言われています。
生活習慣病の主な発症リスク
- 肥満
- 高血圧
- 脂質異常症
- 糖尿病
- 肝機能障害
- 腎機能障害
- 貧血・痛風・心臓病など
特定健診(特定健康診査)について
対象となる方
対象者・・・40歳から74歳までの橋本市国民健康保険の加入者
※国民健康保険の資格を喪失(他の社会保険に加入など)された方は、この特定健診は受診できません。健診はご加入されている医療保険者が実施しますので、詳しくはご加入の医療保険者や、お勤め先にお問合せください。
※令和3年度より橋本市国保脳ドックを受診される場合、同じ年度に特定健診を受診することができません。
実施期間
令和6年4月1日~令和6年12月31日
実施(検査)項目
橋本市が実施する特定健診の検査項目は、以下のとおりです。
検査区分 | 検査項目 | |
---|---|---|
診察 | 問診、医師診察 | |
身体計測 | 身長、体重(BMI)、腹囲(へそまわり) | |
血圧測定 | 収縮期血圧、拡張期血圧 | |
血液検査 尿検査 |
脂質 | 中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール |
血糖 | HbA1c(NGSP値)、尿糖 | |
肝機能 | AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP(γ-GT) | |
腎機能 | 血清クレアチニン、eGFR、尿酸、尿蛋白 | |
貧血 | 赤血球数、血色素量(ヘモグロビン値)、ヘマトクリット値 | |
心機能 | 心電図 |
健診の際に必要なもの
- 特定健康診査受診券
- 国民健康保険被保険者証
- 健診費用(自己負担金)500円
受診方法
保健福祉センターなどで受診する集団検診と、橋本市・伊都郡内の実施医療機関で受診する個別検診があります。
実施医療機関や集団健診の日程については、下記のページの健康カレンダーをご確認ください。(特定健康診査受診券に同封する案内チラシにも記載しています。)
集団検診(保健福祉センター・地区公民館等)で受ける場合
集団検診は、保健福祉センターや公民館などで実施します。
いきいき健康課保健予防係まで、LINEまたは受診券に同封のハガキでお申し込みください。
電話での受付は5月7日(火)から開始しています。詳しくは受診券に同封の案内チラシをご覧ください。

二次元コードからの接続は、上記を読み取ってください。
個別検診(橋本市・伊都郡内の医療機関)で受ける場合
各実施医療機関において、診療時間内で実施します。事前に予約が必要ですので、直接電話などで予約をしてください。
実施医療機関は受診券に同封の案内チラシまたは上記のページの健康カレンダーをご覧ください。
健診の情報提供のお願い
橋本市特定健診受診券をお送りしている方の中で、職場の健診を受診されている方はいませんか。橋本市では国民健康保険の資格をお持ちの方で、職場等で健診を受けられた方に健診結果のご提供をお願いしています。提供していただいた健診結果は保健事業に活用させていただきます。
ぜひ、健診結果の提供についてご協力お願いいたします。
特定保健指導について

問診内容と特定健診の結果から、生活習慣病の発生リスクが高い方に対し、保健師・管理栄養士などの専門職員が、生活習慣を改善するためのサポートを行います。
具体的には、保健福祉センターを中心として、次の支援に取り組んでいきますが、該当される方については、健診結果に応じて支援内容を決定し、保健指導利用券と案内を送付させていただきます。
メタボのリスクが出てきた方は・・・「動機付け支援」
橋本市では、初回に「健診結果の振り返り」と「生活習慣の見直し」を行います。それを踏まえ、保健師・管理栄養士などと面接を行い、今後の生活習慣を見直す計画を立てます。その後、運動教室や栄養教室などで、実際に生活習慣改善のコツを学んでいただきます。6か月の取り組みを続けていただき、最後には取り組みの確認をさせていただきます。
メタボのリスクが高い方は・・・「積極的支援」
動機づけ支援と同様初回に「健診結果の振り返り」と「生活習慣の見直し」を行い、今後の取り組みの計画を立てます。その後、6か月の取り組みを続けていただき、途中と最後に取り組みの経過と成果を確認させていただきます。
更新日:2024年12月11日