vol.17【小田エリアは・・・】
空家バンク売買94物件を紹介します
いつも『はしもと空家ブログ』を
ご愛読いただきありがとうございます。
今年も空家ブログをよろしくお願いします。
実は年末よりも1月のほうが忙しい
というのは、
年度単位で業務を進める市役所など
”官公庁あるある”かもしれません…。
そんな1月に開催される
多くの人が楽しみにしている
毎年恒例のイベントと言えば、
『20歳の集い』ですよね!
2月の広報はしもとでは、
表紙だけでなく
10ページから11ページにかけて
20歳の集いのフォト特集が
掲載されていますよ!
ぜひ、お手元の広報はしもとを
1ページずつめくって
確認してみましょう。
2ページが目次で、
3~5ページが企業誘致特集、
6ページからは…
『橋本市の空き家対策』!!!
4ページにわたる特集記事です!!
相談体制や空家バンクのことなど、
様々な取組を紹介しているので
是非ご覧ください!!
6-7ページ
8-9ページ
さて、本題に
入りたいと思います!
第17回目となる今回のタイトルは、
【小田エリアは・・・】になります。
前回に引き続き旧高野口町エリアです。
エリア紹介とともに
小田の売買物件を紹介します。
1.周辺エリアを確認
小田地区のエリアマップからご確認ください。
正確な地図ではありませんが、
上の地図の赤色部分が小田です。
東は伏原、北は名古曽、
以前のブログで紹介した
エリアと隣接しています。
また、南側の紀の川の対岸は
隣町の九度山町になります。
南端のあたりの一部では、
高野口駅よりも
九度山駅のほうが近い
エリアもあります。
エリア内には
公園が2か所あります。
こちらは小田ちびっこ広場です。
小田神社の隣にあります。
シーソーが木陰にあるので
夏場でも遊びやすい
かもしれませんね!!
こちらは向島ちびっこ広場です。
向島と言いますが小田エリア内ですよ!!
ちなみに向島は小田の西隣のエリアです。
九度山町に近い場所にあり、
工事中の九度山橋がきれいに見えます!
九度山橋の下には
紀ノ川高野口第1緑地があります。
カッパの絵が印象的ですね!!
以前は毎年夏に
紀の川カッパまつり
が開催されていた場所です!
懐かしいですね!!
小田地区の有名なポイントを
一つ紹介させていただきます!
小田頭首工です!!!
小田井堰(おだいせき)とも言うそうです。
フォトスポットの一つとして
橋本市観光情報サイト『橋本体感』で
紹介動画を公開していますよ!
現地にいってみると
音もすごく、迫力がありました!!
この小田頭首工の役割、
ご存知でしょうか??
岩出市まで紀の川の水を運ぶ
農業用水路『小田井用水』の
取水口が小田頭首工です。
徳川吉宗の命を受けて
小田井用水を開発した大畑才蔵は
橋本市出身(学文路地区)です。
市のホームページでは、
大畑才蔵を橋本市の偉人として
紙芝居動画というユニークな形で
紹介していますよ!!
建設部の職員として大畑才蔵を
紹介しないわけにはいかず、
エリア紹介から若干それましたが
そろそろ空家の紹介に入ります。
2.物件の屋外を確認
外観写真をご覧ください。
東側幅員6メートルの県道に面した
木造2階建ての住宅です。
昭和51年に建てられたそうです。
前面道路には下水道管が整備され、
敷地内にも接続用の公共汚水ます
が設置されています。
敷地いっぱいに建築されていて、
駐車スペースはありません。
3.物件の屋内を確認
間取図を確認します。
1階に台所と3室、
2階にも4室で、
7Kの広めの住宅になります。
2階にもトイレがあるので、
3世代同居やシェアハウス、
ゲストハウス化など
様々な用途が想像できますね!
…残念ながら
内部を見るとすぐにわかるので
先にお伝えしますが、
かなり状態が悪い物件です…。
さらに
残置物が多いです…。
覚悟してくださいね!!
1階から写真を見ていきましょう。
玄関から入ると正面に廊下があり
右側が居室
左側が納戸と台所になります。
手前の和室、真ん中の和室には
それぞれ大きなタンスがあります。
(一部手ぶれしていますが…)
真ん中の和室を通らないと
2階に上ることができないので、
真ん中の和室を独立した部屋として
使用するのは難しそうですね!
納戸は2帖程度の広さ
がありますが、
大きめの食器棚があります。
隣の台所4帖程度でしょうか。
エレクトーンのようなものや
ブラウン管テレビもあります。
全体的にレトロ感が強いですね!!
天井は一部破損していて
雨漏り跡が残っています。
浴室は比較的綺麗に見えますね!!
(他の部屋と比較した結果ですが)
長年使用されていないので
給湯・給水・排水は
漏水等の可能性が高いです。
トイレは小便器付で
昔ながらの汲取り式です。
水回りが西側に集中していて、
東側の公共汚水ますまでの
距離が遠いことから、
下水道接続工事費が
高額になるかもしれませんね。
洗面室とトイレの間に、
洗濯機置き場と
小さな庭があります。
洗濯機置き場が浴室と
物干しスペースに近い
という家事動線を考慮した
見事な配置ですね!!
2階を見てみましょう。
2階のトイレも
小便器付・汲取り式です。
トイレと階段の間は
少し広くなっていて
洗面台もあります。
手前に6帖の洋室が2室、
奥に6帖と8帖の和室があります。
洋室にはVHSやラジカセなど
ここでもレトロ感がありますね!!
2階は廊下や洋室など
全体的に雨漏り跡が目立ちます。
この物件の最も残念なポイントは
雨漏りではなく若干の傾斜です!!
写真で伝わらないのが残念ですが、
2階を少し歩くだけで気付くほどに
傾斜がついています。
”若干”ってどの程度?”
と思われる曖昧な表現ですが、
先月のブログで紹介した公園の
「明らかに傾いている家」
と比べると”若干”です。
今回の物件のように
古い空家を取得する上で、
皆さんはどんなポイントを
気にしますか?
今回は雨漏り、水回りの状態、
残置物などを紹介しましたが、
気を付けることは数多いです。
空き家のプロの注目ポイントや、
改修にかかる費用など、
専門家の話を聞きたい方!!
橋本市移住のあれこれ相談会
が2月7日に大阪で開催されます!
空家を活用して移住相談したい!
専門家の話を聞きたい!
とお考えの方ぜひお申込みください!!
4.条件・金額を確認
(1)費用負担
建物の間取などを紹介しておきながら
『全体的に著しく破損
しているため建物使用不可』
という条件が設定されています。
改修・建替費用や残置物処分費用は
買主負担となります。
契約時に引き渡し後の
売主責任免除特約を設定します。
(2)立地
駅、こども園、小学校までは
1.2~1.5キロメートル程度です。
コンビニ、病院、ドラッグストアが
徒歩圏内にあります!!
(3)金額
400万円での売却になります。
所有者様に思い切って
「金額…下がりますか?」
と問い合わせてみたところ
「購入してくれる方がいれば
金額の交渉には応じたい」
とお返事をいただきました!
ご購入を検討される方は、
必ず物件シートをご確認ください。
内覧してみたい!
所有者と交渉したい!
という方は、
あらかじめ情報閲覧申請を行ったうえで、
シティプロモーション課にお問い合わせください。
【お問合せ先・情報閲覧申請先】
担当 |
シティプロモーション課 交流定住係 |
電話 |
0736-33-6106 |
住所
|
648-8585 橋本市東家1-1-1 橋本市役所 2階 |
【情報閲覧申請方法】
(1)書面の場合 |
(2)オンラインの場合 |
今回の物件、
市空家バンクに登録したのは
昨年の4月ですが、
県の空家バンクでは6年前から
購入者を募集し続けています。
空家を売却したいと思いながらも
買い手がなかなかみつからない…
同じような状況の方、
実は結構多いのではないでしょうか??
・空家、土地を手放したい
・登記代、仲介手数料で損したくない
そのような方が不動産を
手放しやすくするための
助成制度を最後に紹介します!!
(以前も紹介しましたが)
空家等譲渡及び若者世帯定住促進助成金
空家を手放したい所有者にとっても
マイホーム建設予定の若者世帯にとっても
両者がお得な今年度の新制度です!!
空家等譲渡及び若者定住促進助成金
という名称のとおり、
空家等の譲渡と若者の定住
を促進するための助成制度になります。
(1)39歳以下の方が
(2)空家や空き地を譲り受け
(3)そこに住宅を新築し
(4)そこに居住する
場合に発生する
- 固定資産税
- 所有権移転登記登録免許税
- 不動産取得税
- 贈与税
- 除草や残置物処分等の費用
- 契約書作成等の費用
などを対象として
最大70万円助成します!!
詳しくはホームページをご覧ください。
以上、Vol.17【小田エリアは・・・】でした。
いかがだったでしょうか。
次回は、
空家バンク登録物件の紹介
ではなく、
空家登録物件の活用事例
を紹介します!!
過去に空家バンクに登録し、
賃貸の成約に至っていた物件
の前を担当が通った際に
『あの●●が、
店舗になってる?!』
と驚き、
思わず入店して
取材を申し込みました!!
来月も『はしもと空家ブログ』を
お楽しみに!!
「家を売りたいから
空家バンクに登録したい」
「リノベーション事例
として紹介してもいいよ」
とお考えの方は
建築住宅課までご連絡ください!!
【お問合せ先・ブログ掲載申込先】
担当 |
建築住宅課 住宅係 |
電話 |
0736-33-1115 |
住所
|
648-8585 橋本市東家1-1-1 橋本市役所 1階 |
橋本市 建設部 建築住宅課
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-1115 ファクス:0736-33-1665
問い合わせフォーム
更新日:2025年01月31日