橋本市制２０周年記念　高校生提案事業

　橋本市は、令和８年３月１日で市制施行２０周年を迎えます。その記念すべき節目の年を、橋本市民はもとより橋本市にかかわるすべての人で祝い、にぎわいを創出することで、橋本市の歴史・魅力を再確認するとともに、新たな未来に向かって跳躍・発展する契機にしたいと考えています。

　そこで、高校生の皆さんから橋本市制２０周年記念事業として企画提案し、その事業を実施いただくことにより、まち全体で２０周年を祝う気運の醸成と、元気でにぎわいのある橋本市にすることが目的です。

橋本市の特産である柿の魅力やその生産者の思いを消費者に届けること、適正価格についてを目的に、橋本高校2年E組2班の4名が中心となって、柿の販売プロジェクトに取り組みました。

この取り組みは、2025年11月23日に橋本市サカイキャニングスポーツパークで行われた橋本市制20周年記念イベント「みんなあつまれ！橋っ子祭り2025」の一企画として実施されました。

まず生徒たちは農家の方に協力を依頼し、柿ができるまでの工程やこだわりを聞き取ったり、販売するための柿の収穫作業を行い、生産者側の思いや苦労を学びました。

そして柿の値段はあらかじめ決めず、自分たちが学んだ内容をお客さまに説明し、その説明を聞いたうえで購入者自身に価格を決めてもらう形式で販売しました。

この取り組みは、橋本市制20周年を記念して行われた事業として、生産者と消費者、そして未来を担う高校生がつながり、「橋本の柿」の価値をあらためて見つめ直すきっかけとなりました。

橋本市では、市制20周年を記念して高校生の皆さんから提案事業を募集し、このたび審査会を経て採択事業を決定しました。高校生ならではの新鮮な視点による素晴らしいアイデアがたくさん寄せられ、市の未来への可能性を感じることができました。

ご応募いただいた皆さんには心より感謝申し上げます。残念ながら今回採択には至らなかった提案も、橋本市にとって重要な財産と捉えています。

採択された事業に関しましては、今後その進捗や実施状況を随時市の公式ホームページにてお知らせいたします。高校生の力で橋本市がさらに魅力ある街へと成長していくことを期待しています。
 

・橋本高等学校　２年D組６班
「はしぼうで橋本市を盛り上げよう！」

・橋本高等学校　２年E組２班
「値段のないスーパーマーケット」

・紀北工業高等学校　ものづくり研究部
「橋本市制20周年記念モニュメント」

（１）コンセプト

歴史をふりかえる

今をもっと好きになる

そして、未来にワクワクする

（２）基本方針

1.橋本市にかかわる人全員で、市制２０周年を盛り上げる

2.橋本市のひと・もの・ことをみんなでふりかえる

3.橋本市の魅力を再確認し、まちへの誇りと愛着を深める

4.世代や地域の垣根を超えて、新たな価値を創出する

5.橋本市の魅力を市内外に発信する

【事業募集期間】

令和７年4月10日から7月31日まで

【事業実施期間】

令和７年4月10日から令和８年3月31日まで

なお、補助の対象となるのは、補助金の交付決定日から令和８年３月31日までの期間に行われた事業です。

●対象者　　

市内にある高等学校で以下の要件を全て満たす非営利団体

（1）２人以上の市内の同一の高等学校に在籍する生徒が活動の主体となっていること　
（2）事業の企画及び実施を支援する18歳以上の責任者を置くこと
（3）当該団体の名称が入った銀行口座を有していること

（対象となる団体例）
 生徒会、各学校の部活動等団体　など

※その他対象となる事業等詳細は下記PDFにあるガイドブックをご覧ください。