先輩移住者 山本さん
市外で働き週末は紀北探検を楽しみたい 山本さん
Iターン:2025年
前住所:大阪市
しごと:学校職員
移住前はどんな生活を?
大阪市の小学校教員として約40年勤め、定年退職後は会計年度任用職員として週4日事務をしています。現役のころは、子どもたちといっしょに小さな学習園でトマト、サツマイモ、カボチャなどを栽培し、収穫祭などを楽しんできました。
退職を機に、本格的な農家まではいかなくても家庭菜園よりは大きな規模で、採算の取れる農業を行ってみたいと考えて農地探しを始めました。
どうして橋本市を選んだのですか?
程よく自然が残り程よく便利な紀北を中心にして家探しを始めました。紀の川市、かつらぎ町、橋本市の中で国道24号に比較的近い所です。
夫婦ともまだ大阪で仕事を続けていますので大阪とのアクセスの良さは絶対条件でした。そしてある程度まとまった農地が借りられそうな地域。もし運転免許返納の時期が来ても暮らしていけるように、公共交通が整っていること。この3条件で空き家バンクを調べていたら今の物件に出会えました。
農地はついていない物件でしたが、希望を交えて話を進めていくうちに近所で貸してくださる地主さんがいるという情報を市役所の農地担当の方からいただき、そこではっきりと物件購入の決心がつきました。
橋本市の暮らしはどうですか?
朝は鳥のさえずりで目が覚め、空気は大阪より涼しく感じられます。すぐ裏を流れる紀の川から吹くさわやかな風が心身をシャキッとさせてくれるそんな自然環境を楽しんでいます。
普段の買い物は大阪ほど便利ではありませんが、国道24号線まで出たらたいてい間に合うので不便さは全く感じません。何度も車を出すのではなく計画的にまとめ買いをすることが多くなりました。
驚いたのは、橋本は親切で面倒見のいい方がとても多いということです。困ったときは必ず相談に乗ってくれます。そしていろんなヒントや情報などを出してくれます。市役所の方も大変親切ですから、遠慮せずにどんどん相談を持ちかけたらいいと思います。
橋本でどんなことがしたいですか?
約300坪ほどの農地で、まずは草刈りから始めて土づくりを進め、農地の力を引き出してから野菜、根菜、できれば果樹にも挑戦したいと夢を描いています。これが長期的な私の夢です。
短期的にやりたいことといえば、和歌山とりわけ紀北の魅力さがしです。自然、歴史、食べ物をもとめて、週末の時間を利用して妻と一緒に行く紀北探検が楽しみです。
まずは、紀の川渡りの涼しい風に吹かれながら、朝はコーヒーを夜はビールを味わって、ゆったりとした気分で毎日を過ごしたいと思っています。
先輩移住者としてのメッセージ
移住目的をしっかりもって計画を進めてください。ご家族で移住を考える場合、特にパートナーとしっかり話し合い目的やイメージを共有することが大事です。
資金はギリギリではなく、少しゆとりを持たせて計画を進めてください。引っ越し、買い物、手数料など思ったよりもお金がかかります。資金不足という不安があると正しい判断ができませんから。
人も家も出会いを大切にしてください。自分から進んであいさつし、つながる中で情報が入ってくると思います。家は縁があれば必ず自分のところにきてくれると信じましょう。移住活動を進める中でたくさんの方のやさしさ、親切さいろんなあたたかな縁を楽しめたら最高だと思います。
このページに関するお問い合わせ先
橋本市 経済推進部 シティプロモーション課
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-6106 ファクス:0736-33-1665
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更新日:2025年06月17日