令和4年度食品ロスダイアリー調査結果

更新日:2023年01月05日

橋本市消費生活センターでは、食品ロス削減に向けた行動のきっかけとしていただくため、家庭から「食品ロス(食べられるのに捨てられてしまう食品)」がどのくらい出ているのかを家族で記録する「食品ロスダイアリー」にチャレンジしていただきました。

実施方法

あやの台小学校3年生52世帯、4年生45世帯、

城山小学校6年生42世帯、

橋本小学校5年生33世帯、6年生35世帯、

紀見小学校6年生42世帯、

高野口小学校4年生44世帯

合計 5校、293世帯

実施期間

令和4年7月22日から令和4年8月31日の期間内のうちの2週間

 

調査に使用した食品ロスダイアリー

1週間ごとに

1.未使用のまま捨てた食品

2.調理くず

3.食べ残した食品

【1・2・3】それぞれの種類と重さ(g)を記録していただきました。

食品ロスの発生状況(結果)

1.未使用のまま捨てた食品の重さ(集計) 143,564g

【入手方法】 集計(件数) 割合 順位
ばら売り 327 47%
もらった 198 28%
まとめ売り 122 18%
自家栽培 50 7%
【捨てた理由】 集計(件数) 割合 順位
品質の劣化 400 53%
期限切れ 260 34%
あきた。好みでない 35 5%
片付けたかった 32 4%
その他 27 4%
【どうすればよかったか】 集計(件数) 割合 順位
期限を早めに確認 257 28%
冷蔵庫等の整理・在庫確認 232 25%
長持ち保存法をする 124 14%
買いすぎに注意 116 13%
使い切りレシピをする 110 12%
その他 61 7%
はかり売り・少量販売 12 1%

2.調理くずの重さ(集計) 534,322g

3.食べ残した食品の重さ(集計) 110,650g

【食べ残した理由】 集計(件数) 割合 順位
作りすぎ・量が多い 297 38%
僕・私の食べ残し 284 36%
放置していて忘れた 106 13%
おいしくない 53 7%
その他 52 7%

調査結果(要約)

1.未使用のまま捨てた食品

【入手方法】

「ばら売り」327件(47%)、「もらった」198件(28%)が上位だった。

【捨てた理由】

「品質の劣化」400件(53%)、「期限切れ」260件(34%)で、全体の約87%を占めていた。

【どうすればよかったか】

「期限を早めに確認」257件(28%)、「冷蔵庫等の整理・在庫確認」232件(25%)が上位だった。

 

3.食べ残した食品

【入手方法】

「作りすぎ・量が多い」297件(38%)、「僕・私の食べ残し」284件(36%)が上位だった。

食品ロス分類(重量)比較

未使用食品  : 143.5kg

調理くず   : 534.3kg

食べ残し   : 110.6kg

調査結果(詳細)

小学校5校、293世帯のまとめはコチラ

食品ロスダイアリー分析シート(PDFファイル:370.4KB)

質問1:あなたの家で、捨てる⾷品の種類や量、理由に傾向はありましたか。また、記録することで変化はありましたか。

質問1の集計結果(PDFファイル:140.1KB)

質問1(記述回答まとめ)(PDFファイル:101.5KB)

質問2:食品ロスダイアリーを記入して思ったことや気づいたこと、家族と話しをしたことを書いてください。

質問2(記述回答まとめ)(PDFファイル:132.5KB)

考察

 「未使用食品」・「調理くず」・「食べ残し」はそれぞれ「調理以前」・「調理中」・「食事後」というように、食品ロスが発生するタイミングを示しています。

最も多かったのは「調理くず」で、「調理中」に発生していることが一番の要因と判明しました。

食品ロスの少ないレシピやゴミにしない方法(生ごみ堆肥化)を心掛けることで、食品ロス削減の効果を期待できると考えられます。

 

食品ロスダイアリーにチャレンジしてくださった児童のみなさん、ご家族のみなさん、ご協力いただきました各学校の先生方、ありがとうございました。

お問い合わせ

橋本市 総務部 生活環境課(消費生活センター)
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-1165 ファクス:0736-33-1200
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