HMP48チーム(5)
ハコモノ わくわく探訪プロジェクト
プロジェクト趣旨
少子・高齢化による人口減少、施設の老朽化、東南海、中央構造線地震に対する備え、財政難・・・公共施設をとりまく課題は山積であるが、こうした状況を好機と捉え、若者目線で30年後の橋本市公共施設のビジョンを描く。

今年度の活動内容
橋本市公共施設の現状把握
私たちは、まず橋本市の公共施設の現状把握しようと、公共施設の分布を示す地図を作成したり、対象とする全施設を訪問したりしました。その結果、まず、市内公共施設の多さに驚くとともに、老朽化している公共施設が数多くあり、改修や建替が必要な建物がたくさんあることを実感しました。

※会議の様子

※公共施設マップ
市内公共施設の位置をマップに落としてみました。公共施設が集中している地域も見受けられます。
公共施設探訪を通じて、橋本市内には老朽化している施設も多くあることがわかりました。これらは今後、「更新するのか?」「廃止にするのか?」を検討しなくてはなりません。
私たちは、あくまで研究課題として橋本市の公共施設が今後どうあるべきかを検討し、一つの方針を仮定してみることにしました。
公共施設をマネジメントするために
私たちは、まず公共施設に関する知識等の習得のため3つのことに取り組みました。一つ目は公共施設のあるべき方向をメディア等から習得する 二つ目は、市行政幹部から橋本市の置かれている現状を学ぶ。3つ目は、他市の事例を学ぶ です。
1.公共施設のあるべき方向をメディア等から習得する
「麻木久仁子のニッポン政策研究所」(TBSラジオ)というラジオ番組内、「老朽化したインフラをどう立て直すのか」をメンバーで聴きました。番組中、東洋大学の根本教授によるお話があり、「公共施設を立て直すための3階層マネジメント」や「受益者市民、負担者市民、経営者市民」の3種類の市民当について学びました。
2.総務部長から橋本市公共施設の現状を学ぶ
北山総務部長より、ご講義いただき、「橋本市公共施設の経過」、「橋本市公共施設の財源」、「今後の公共施設のあり方」などを学びました。
3.他市の事例を学ぶ
大阪府茨木市と京都府向日市を視察し、公共施設の複合化案について学びました。大阪府茨木市では、小学校と図書館、コミュニティセンターの複合化例、京都府向日市では小学校と老人福祉施設の複合化例を視察しました。(以下は視察の様子)
今年度のまとめ
☆報告会
平成25年12月19日に、木下市長、及び橋本市庁内まちづくり検討委員会メンバーに対し研究成果を報告(プレゼンテーション)しました。
これまで学んだことを「橋本市公共施設の現状と今後」と題し、一つの成果物とし、発表しました。以下が発表資料です。
以下資料には一部、具体例を示している部分がありましたが、市の決定事項ではないため、割愛している部分があります。
(提案書)
1.橋本市公共施設の現状と今後1 (PDF:528.8KB)
今後の取り組み
来年度は「ハコモノ」についての新たな方策である、PPPやPFIなどの民間活力の活用などの調査研究を行うとともに、本年度の活動に肉付けしていくこととします。
当プロジェクトは、将来の橋本市のまちづくりを検討する上で絶対必要であるという思いで来年度も前向きに取り組みます。
橋本市 総合政策部 政策企画課
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-1576 ファクス:0736-33-1665
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更新日:2014年04月02日