ウェアラブルカメラの運用を開始します

更新日:2025年10月04日

wearablecamera

ウェアラブルカメラとは身体や物に装着してハンズフリーで撮影できる小型カメラです。

ヘルメットや無線ベストにウェアラブルカメラを装着し、災害活動状況を記録します。

動画撮影の目的

 建物火災の件数は全国的に年々減少傾向であることに加え、職員の若年化による経験不足により現場対応能力の低下が懸念されます。また、当消防本部は3交代制で火災現場における第一出動での現場活動は、すべての職員が均等に経験できるとは限らず、経験値に偏りが生じる可能性があります。

 そこで、現場状況を映像として記録することで災害現場を疑似的に体験でき、効果的な教育資料を作成できると考えます。事後検証においても、従来図面や写真のみで実施していましたが、現場の映像を見返すことで安全管理や戦術等、様々な気付きを得られるきっかけとなると推測されます。

 複雑多様化する災害現場において被害状況及び災害活動状況を動画として記録し、災害現場活動における事後検証や職員の教育資料等の作成に寄与することで、職員の現場活動能力の向上並びに安全管理体制の強化を図ることを目的に運用を開始します。

撮影対象となる災害種別

1.火災

2.救助

3.その他(自然災害や人為的大規模災害等、当務責任者が必要と判断したもの)

動画の使用について

撮影した動画の使用は職員の教育資料や事後検証に使用します。

閲覧は署内に限定し、外部への持ち出しは禁止します。

関連書類

お問い合わせ

橋本市消防本部
〒648-0072
和歌山県橋本市東家六丁目2番1号
電話:0736-33-0119 ファクス:0736-33-0630
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