#2.救助技術大会の訓練を実施しています
今回紹介する種目は「ほふく救出」です。





前回は「はしご登はん」について紹介しましたが、今回は「ほふく救出」という訓練種目を紹介します。
この訓練は、3人1組で行います。1人は実際に助けに行く「救助者」、もう1人はそれをサポートする「補助者」、そして助け出される人役の「要救助者」がいます。現場は、煙が充満している場所を想定した訓練用の通路で、救助者は空気呼吸器を背負い、通路の中を這うように進みながら、倒れている要救助者を見つけて外へ救い出します。
救助者は、要救助者にロープを結んで引きずるようにして救出します。そのためには、力はもちろん、落ち着いた行動や的確な判断も必要です。一方、補助者は、安全のために救助者の足にロープを結び付けて外から見守ります。中の様子が見えない分、ロープの引き方で合図を送り合い、外と中で連携をとります。
この種目では、安全性と救出にかかった時間が評価されますが、何よりもチームで協力して動くことが大切です。1人の力だけでなく、息の合った動きや声かけが求められる訓練です。
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更新日:2025年04月28日