山火事が相次いで発生しています！

　岩手県、長野県、茨城県で相次いで山火事が発生しています。

　山火事がひとたび発生すると、季節にもよりますが、乾燥していたり、風が強いと広範囲に火災が広がりやすいため消火が困難になります。

　また、麓の住宅等にも燃え移る可能性があり、多くの人々に被害を与える可能性があります。

 　日本は国土の約7割が森林であり、森林は国土の保全、水源のかん養など私たちの生活に大切な役割を果たしています。

　また、最近では地球温暖化防止のための二酸化炭素の吸収源として期待されています。

　ところが、森林は一旦火災などで失われると、その大切な機能が回復するまでには何十年もの年月と多大なコストを要することになります。

　発生した林野火災のうち原因が明らかなものについてみれば、「たき火」が32.5％で最も多く、次いで「火入れ」、「放火(疑い含む)」、「たばこ」となっています。

　我が国の林野火災は、その多くが人間の不注意などによるものとなっています。

　一方、落雷など自然現象によるものは稀です。

山火事を起こさないように注意することは以下の項目です！

• 枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないこと
• たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火すること
• 強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしないこと
• 火入れを行う際、許可を必ず受けること
• たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てないこと
• 火遊びはしないこと

　橋本市では「火災と紛らわしい煙又は火災を発する恐れのある行為の届出書」がありますので、該当する行為をする場合は、必ず届出をしてください。

　※上記の届出は発煙を許可するものではないため、ご注意ください。

橋本市消防本部では山火事予防運動の一環として山林パトロールを実施します。

今後とも山火事を起こさないよう、皆様で気を付けていきましょう！