暑熱順化で熱中症を予防しよう

更新日:2024年04月26日

暑熱順化とは

皆さんは暑熱順化という言葉をご存知でしょうか?

暑熱順化とは、体が「暑さ」になれることです。暑い日が続くと、体は暑さに慣れていき、熱に強い体になります。この暑さへの耐性が整っていないと、熱中症になる危険性がぐっと高まります。気温が高くなる前に暑熱順化し、熱中症の対策を行いましょう。

身体の暑熱順化がすすむと、発汗量や皮膚血流量が増加し、発汗による気化熱や体の表面から熱を逃がす熱放散が高まり、熱中症予防につながります。

熱中症を予防するための暑熱順化

体を暑さに慣れさせるために、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。実際に気温が高くなり、熱中症の危険性が高まる前に、運動や入浴をすることで汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう。

屋外ではウォーキングやジョギング、屋内ではストレッチや筋トレで汗を流しましょう。入浴はシャワーのみで済ませず、湯船にお湯をはって入浴しましょう。

運動時や入浴時には十分な水分と適度な塩分を補給しましょう。

暑熱順化には個人差もありますが、数日から2週間程度かかります。気温が高くなる前から余裕をもって暑熱順化を始めましょう。

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※橋本北消防署では熱中症予防広報の一環として4月27日から5月6日までの間、プロジェクターを使用して車庫のシャッターに屋外広告を投影します。

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