エアゾール式簡易消火具をお持ちの方へ

エアゾール式簡易消火具の不具合に係る注意喚起について

エアゾール式簡易消火器具（ヤマトプロテック株式会社製）の一部において、製造工程上の不具合が原因で容器内部の腐食が進行し、大きな音を伴った破裂事故に至る商品があります。

これまでに約７２，７９５本が回収されており、近年は事故認知件数も減少傾向となっておりますが、破裂事故による人的被害も確認されていることから、今一度ご自宅のエアゾール式消火具をご確認ください。

メーカー対応としては、エアゾール式簡易消火具の消火薬剤を放射することで容器内の圧力が下がり破裂の危険が排除されるので、消費者自身での薬剤放出及び廃棄処分をお願いしておりますが、消費者自身で薬剤放出等をできない場合は製造メーカーにおいて自主回収を行っております。

製造ロット番号と品質保証期間は、缶底に表示しています。

例えば、2005年10月に品質保証期間が過ぎる場合、右のように記載されています。

◆廃棄処分の仕方◆

安全ロックにリングのついていないもの

安全ロックのノズル先端側を、まっすぐに（1）の矢印方向へ一杯まで引き起こし、完全にちぎり取ってください。

安全ロックにリングのついているもの

キャップを取り、
リングを矢印方向へ引いてください。

レバーを握り、バケツなどに全量放射してください。排水口に直接放射してもかまいませんが、その際は、消火薬剤が飛び散ることがありますのでご注意ください。(放射するときは、本体を45℃以上傾けずに放射してください。左右方向、後ろ方向に傾けて使用しないでください。ガスのみが出て、十分に消火薬剤が放射されない可能性があります）

残ガスを完全に抜いてください。（30秒程度で全て出すことができます）
消火薬剤は水を主成分とした洗剤に近い成分です。下水などに流しても問題ございません。

空になった容器は、有害ゴミ（一般家庭の場合）としてご処分ください。

啓発用リーフレット

エアゾール式簡易消火具の不具合に係る注意喚起について (PDFファイル: 1.8MB)