第72回文化財防火デーに伴う消防訓練を実施します

更新日:2025年12月15日

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利生護国寺について

利生護国寺は、橋本市隅田町下兵庫にあるお寺で、地元では「大寺」とも呼ばれています。

昭和40年5月29日に重要文化財として指定されました。

寺伝などによると奈良時代の僧行基が畿内四十九院の一つとして創建したとされます。その後、寺は荒廃しましたが、弘安年中(1278-88)に最明寺(北条)時頼が再興したといいます。記録や古文書などの文献からこの寺の存在が知れるのは弘安8年(1285)のことで、願心が田畑等を利生護国寺に寄進したことを記す古文書です。

南北朝時代の初め兵火によって焼亡し、天授年間(1375-81)に再建されたものといわれています。長年の間に修理や改造が行われましたが、昭和41~43年に解体修理が行われ、かつての姿が再現されています。

また、和歌山県指定文化財として大日如来坐像が指定されており、平安時代の作とされる木造大日如来坐像が安置されてます。

文化財防火デーに伴う訓練を実施します

●日時:令和8年1月26日(月)9時00分から10時00分まで

●場所:橋本市隅田町下兵庫732番地 利生護国寺

●訓練内容:放水訓練、文化財等搬出訓練

 

※訓練中、利生護国寺付近にて消防車がサイレンを吹鳴し、発煙が上がりますが、火災と間違わないようにしてください

お問い合わせ

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