香害・化学物質過敏症をご存知ですか?

更新日:2025年11月17日

「香害」とは

鼻 臭い 押さえる

化学物質(柔軟仕上げ剤や化粧品などの合成香料)のにおいによって、さまざまな健康被害が生じることをいいます。また近年では、この合成香料から「化学物質過敏症」が誘発されるとも言われています。

「化学物質過敏症」とは

柔軟剤 洗剤 香害

微量の化学物質に反応し、健康に影響を及ぼす症状が発生するものです。その反応は個人差が大きく、ある時を境に突然発症することもあります。

●主な症状

頭痛、めまい、のどの痛み、吐き気、不眠、不安、全身倦怠感など

●原因物質

柔軟剤、防虫剤類、殺虫剤、除草剤、漂白剤、芳香剤、香水、化粧品、塗料など

●対処法

確実な治療法や予防法は分かっていません。

原因となる化学物質を避けることが有効な対処法と言われています。

一人ひとりにできること

●洗剤・柔軟剤・香料の使用は過度にならないように気を付けましょう。

 特に公共の場など、人が集まるところでは使用を控えるなどの配慮をしましょう。

●学校・保育所・こども園・幼稚園・病院・公園などの公共施設、住宅地に隣接した家庭菜園・農地などで農薬を使用するときには、農薬の飛散防止などに努めましょう。

●化学物質過敏症の方が安心して地域で生活するためには、社会全体の協力が必要です。

 日常生活の中で身近に存在するものが原因物質となり、それらによって引き起こされる症状に苦しんでいる方がいらっしゃることをご理解いただき、みなさまが安心して生活できるように、ご配慮をお願いいたします。

香害

問い合わせ・相談窓口/関連リンク

お問い合わせ

橋本市 健康福祉部 いきいき健康課(地域包括支援センター)
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-1111(代) ファクス:0736-34-1652
問い合わせフォーム