「愛の血液助け合い運動」キャンペーン
「愛の血液助け合い運動」キャンペーンを、令和7年7月1日から31日までの1か月間、実施することになりました。
厚生労働省、都道府県、市町村、日本赤十字社は、血液事業を安定的・継続的に維持し、血液製剤の国内自給を確保するため、7月1日~31日までの1カ月間にわたり、「愛の血液助け合い運動」を全国で展開します。
期間中は、全国各地でボランティア団体等にご協力いただき、様々なイベント・キャンペーンを通じて献血の啓発活動を行います。
献血とは
病気の治療や手術などで輸血や血漿分画製剤を必要としている患者さんのために、健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティアです。200mL献血は男女とも16歳から、400mL献血は男性17歳、女性18歳からご協力いただけます。
献血が必要な理由
輸血に使用する血液は、医療技術が発展している今日においても人工的に造ることができず、長期間の保存をすることもできないため、常に新しい献血を必要とされており、高齢化による医療需要の増加や災害時の備えとしても需要な役割を果たしているからです。
献血の課題
また、献血にご協力いただく方の健康を守るため、1人あたりの年間献血回数や献血量には上限があり、血液製剤を患者さんに安定的に届けるためには、多くの方からの継続した協力が欠かせません。
しかし、近年、少子高齢社会の影響などにより若い世代の方々のご協力が減少傾向にあり、この10年間で10代・20代・30代のご協力が約33%減少しております。
これからは、各年代層はもとより、若い世代の献血がますます大切になっていきます。「愛の血液助け合い運動」を通じて、国民一人ひとり、特に若い世代に向けて献血へのご理解とご協力を呼びかけます。
献血の予約
献血される方が一時期に集中することを避けて、有限で貴重な献血血液を有効に活用するため、献血ルーム等ではご協力をいただく際には可能な限りご予約をお願いしております。
和歌山県赤十字血液センターhttps://www.bs.jrc.or.jp/kk/wakayama/2020/03/post-29.html
更新日:2025年06月30日