年代別の発達相談

更新日:2023年08月24日

 市では、子どもの健やかな心身の成長・発達を願い、保健師や発達相談員など専門職員が0歳~15歳まで年代に応じた発達支援を行なっています。

 発達相談は、発達の遅れや障がいの有無を判断することや、それを正常範囲にさせることが目的ではありません。子どもが自信を持って自分らしく生活できる人的・動的環境をコーディネートするための一つの手段です。子どもに関わる全ての人が豊かな自己実現を行うことができるようにサポートすることが発達相談の最終的な目的です。

在宅児

 1歳8カ月健診以降で、保護者の困り感があったり、こどもの行動に気になるところがある場合は、より詳しく子どもの発達状況を確認するために、発達検査や聞き取りなどを行う発達相談を実施しています。そこでは発達状況を踏まえた育児上のアドバイスや、園選びなどを一緒に検討することもあります。

保育園・こども園・幼稚園

 子どもは普段の家庭の生活では気になる行動をしていなくても、集団生活に入っていくことにより、気になる姿が見られることもあります。
 「落ち着かずについ動いてしまう」「友だちとのコミュニケーションがうまくいかない」「自分の思いを伝えられずに固まってしまう」などの姿による困り感があり、より丁寧なサポートを必要とする場合があります。

 そのため、保育園、こども園、幼稚園などに通園している子どもは、園から保護者へ発達相談を勧める場合があります。
 発達相談を受ける前には、保護者と保育者から家庭や園での様子を記入してもらい、必要に応じて園の様子を観察した上で、発達検査を実施しています。

 基本的に園児の発達検査は、保護者と保育者が同席のもと30分ほど行います。
 その後、保護者・保育者・発達相談員で、検査結果と事前に教えてもらった普段の様子や検査結果などを踏まえて、子どもとの関わり方についてアドバイスをしています。また、園での対応や就学に向けた話し合いをする場合もあります。

小・中学校、特別支援学校

 就学前に発達相談を受けている子どもの場合は、発達状況の経過を確認し、保護者・発達相談員・教員が、より良い関わり方について相談し、共通の認識を持ちます。また、今まで発達相談を利用したことがなくても、学習や周りの人との関係などを相談したい場合に利用できます。
 検査結果などを踏まえて、学校や家庭生活でできることをアドバイスしたり、今後の進路について話し合うこともあります。

ささいなことでもご相談ください

 子どもの成長・発達のこと、特性のことなど、お悩みがあればすぐに相談してください。

問い合わせ
対象児 相談機関名
在宅児 子育て世代包括支援センター
保育園・幼稚園・こども園・たんぽぽ園児 保育園・幼稚園・こども園・たんぽぽ園(担任または園長)
小・中学校・特別支援学校(小・中)児童 小学校・中学校・特別支援学校(小・中)(担任等)

 

和歌山県の発達相談
機関名 電話 開庁時間等 内容
和歌山県発達障害者支援センター(ポラリス) 073-413-3200 平日 午前10時~正午、午後1時~午後4時
水曜日のみ午後1時~午後4時
発達障害に関する相談と支援

お問い合わせ

橋本市 健康福祉部 子育て世代包括支援センター
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-0039 ファクス:0736-33-1667
問い合わせフォーム