鉛製給水管に関するお知らせ

更新日:2021年08月05日

鉛製給水管について

●給水管には鉛管が使用されていました。

 鉛管は、鉄製パイプと比べ腐食しにくく、可とう性、柔軟性に富み、加工・修繕が容易であったため全国的に使用されていました。

 橋本市高野口町給水区域では昭和58年までに給水管を布設されたご家庭では、鉛給水管が使用されている場合があります。昭和59年以降の給水管はポリエチレン管又は硬質塩化ビニル管に材料を変更し、以降のご家庭の給水管には使用されていません。

 それ以外の橋本市内給水区域は昭和63年までに給水管を布設されたご家庭では、鉛給水管が使用されている場合があります。平成元年以降の給水管は硬質塩化ビニル管に材料を変更し、以降のご家庭の給水管には鉛管は使用されていません。

●鉛管を使用しているかどうかについて

 お客さまの給水管が鉛管を使用しているかどうかを調べたい場合は、水道施設課及び水道サービスセンターで給水装置工事申込書等を確認することができますので、お問合せください。 

ただし、様々な事情で上記書類等での確認が取れない場合があり、その際にはメーターボックス内を確認し、判断を行っています。そのため、目視困難な地中に存在している鉛管につきましては、確認を取ることができないため、判断がつかない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

●水道水使用時のお願い

 旅行などで長期間使用しなかった時や、朝一番の水は安全のための消毒用塩素が少なくなっていたり、鉛が溶け出したりしている場合もありますので、バケツ一杯程度(給水管に滞留している水量で、2リットルのペットボトル5~6本分)は飲用以外にお使いくださると安心してご利用いただけます。

●鉛管の取り換えはお客様の負担でお願いします

 鉛管が使用されていても、通常に使用している限り健康に影響はありません。しかし、家を建て替えたり増改築等を行う際には鉛給水管の取り換えをお勧めします。

 配水管から分岐した給水管は、お客様の財産であるため、鉛管をビニル管に取り換える工事はお客様のご負担で行っていただくこととなっております。

●市水道の取り組み

 市水道におきましては、水道管布設替工事や給水管漏水時の道路内修繕工事などのときは、鉛管の解消に向けて、取り換えを行っております。

鉛管についてのQ&A

Q1.鉛の水質基準はどうなっていますか?                                            

A1.「生涯にわたって毎日2ℓ飲み続けても、日本人の健康には問題のないもの」として国において平成15年4月から、水道水中の鉛の濃度を 0.05mg/ℓ から 0.01mg/ℓ に強化されました。

給水管に鉛管が使用されている場合、水道水に鉛が溶出する可能性がありますが、通常の使用では鉛の濃度は、国の定める基準値以下であり、安心してご使用いただけます。

 

Q2.橋本市の水道水質はどのようになっていますか?

A2.橋本市では定期的に水質検査を行っており、基準を満足していることを確認しています。水質検査の結果については「水質検査結果」をご参照ください。

 

Q3.鉛管を使用している場合、毎日水道水を飲んでも大丈夫ですか?

A3.水道水質の基準では、毎日飲んでも健康に影響が生じない水準として基準値が定められています。

橋本市では、定期的に水質検査を行っており、基準値を満足していることを確認しておりますので安心してお使いください。

 

Q4.市で鉛管を取り換えてくれないのですか?

A4.給水管は、個人の財産となっております。

そのため、給水管(鉛管)の取り換えは、お客様の負担となります。

鉛管が使用されていても、通常のご使用では健康に影響はございません。

 

Q5.市で水質検査をしてくれるのですか?

A5.鉛管の使用がご心配でしたら、市の方で水質検査を実施いたします(無料)。又は、市内の薬剤師のいる薬局を通じて薬剤師協会の方で水質検査を実施いただけます(有料)。

お問い合わせ

橋本市 上下水道部 水道施設課
〒648-0072
和歌山県橋本市東家一丁目1番19号
電話:0736-33-2861 ファクス:0736-32-8688
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