古川 勝 氏

更新日:2018年02月21日

潜水泳法で世界の頂点へ 戦後日本初の金メダリスト

 子どもの頃から紀の川で泳ぎ、橋本中学校で水泳部に入部します。その頃前畑秀子氏から「平泳ぎに専念するよう」指導を受け、中学3年生の時全国大会に参加すると、200m平泳ぎで3位に入賞し注目を浴びます。橋本高等学校に入学後も数々の大会で記録を更新し、やがて彼が独自に考案した「潜水泳法」で世界屈指のスイマーとして名前が知られるようになりました。
 そして、メルボルンオリンピック水泳200m平泳ぎ決勝を2分34秒7の圧倒的なオリンピック新記録で優勝し、水泳競技で戦後のオリンピック大会初の金メダルを日本にもたらしました。
 現役を退いた後も、若い水泳選手の育成に情熱を捧げ、水泳の普及に尽くした生涯を送りました。

名誉市民「古川 勝」氏

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