市長新年のごあいさつ

更新日:2025年01月01日

令和6年新年挨拶平木市長写真

 新年、明けましておめでとうございます。

市民の皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。

2000年代に入り、早いもので四半世紀が過ぎようとしています。本市の人口は、この2000年頃をピークに減少に転じ、併せて少子高齢化が進んでいます。

このような中、本市では市民協働のまちづくりを進めるとともに、シティプロモーションにも積極的に取り組み、市内外に向け本市の魅力や実施している事業など「元気なまち橋本」を発信しています。

本年はよりプロモーションに注力し、子どもの育ちや学びをあたたかく見守る「子育て支援」に関する情報や、本市の農産物や地場産品など「橋本産品」のPR、また、歴史や伝統産業などについて、市外に向けてのアウタープロモーションはもちろん、市内の住民の皆さまにもインナープロモーションをし、「橋本のよさ」を再確認していただけるよう取り組みを進めてまいりたいと考えています。

また、昨年の元日に発生した能登半島地震は、まだ記憶に新しいところですが、地震や豪雨などの自然災害や感染症などに対して、常に危機管理の意識をもって、本市の状況に合った対策を講じ、また、市民の皆さま一人ひとりが自分の命を守るという「自助」や、地域の皆さまが助け合う「共助」ができるような地域のつながりを醸成し、安全と安心を確保してまいりたいと考えています。

昨年開通した「国道371号石仏バイパス・天見紀見トンネル」は、災害や緊急時の輸送のほか平時においても移動が便利になり、利便性が高まったと感じています。また、1月からコミュニティバスが新車両となり、オレンジ色を基調とした車体に、本市のマスコットキャラクターである「はしぼう」などが描かれた「はしっこバス」が市内を巡回しますので、ぜひ多くの方にご利用いただきたいと思います。

4月には、公立の紀見こども園と郷土資料館が新たに開園・開館します。待望の新しい施設が整備できたことに深い感慨を覚え、これからもこれらの施設が市民の皆さまから愛される保育の場、学びの場であるよう願っています。

令和8年3月に、合併から20周年を迎えるにあたり、4月から市制施行20周年記念事業を展開してまいります。これまでの歩みを振り返りつつ、新たな未来に向けて前進する節目であり、市民の皆さまにも参加していただき、ともに祝い、大いに盛り上げていきたいと考えています。

本年も、市民の皆様の声に耳を傾けながら市政を進めてまいりますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

新しい年が皆さまにとって幸せと健康に満ちた輝かしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

                                         橋本市長 平木哲朗