行政評価システムの導入目的

　橋本市における行政評価システムの導入目的は、次の３つの事項に重点をおくこととします。

（１） 予算と人の効果的な配分

行政評価システムにより、市民が本当に必要としているサービスや市が関与する必要のない（役割が終了している）サービス等を見極め、施策・事務事業の優先付けを適切に行うことで本市の政策を確立するとともに、限られた予算と人材を効率的かつ効果的に配分します。

（２） 説明責任（アカウンタビリティ）の向上

　行政評価システムを通じて施策・事務事業の優先付けや実施方法の見直しを行い、それらの評価結果や今後の政策展開を市民に公表することで、市民の理解と信頼を得られるように、説明責任（アカウンタビリティ）の向上を図ります。

　行政は、市民サービスの改善とそれに伴う市民満足度の向上という成果を明確に意識することとなり、市民の視点にたった行政運営が実現されます。

（３） 職員の意識改革・能力開発

　評価プロセスを通じて、職員一人ひとりが、行政サービスのあり方や実施方法・実施主体を改めて考える機会を提供し、仕事における創意工夫や市民に対する責任の自覚を促すことで、前例踏襲からの脱却ができるよう、職員の意識改革・能力開発を図ります。