橋本市の行政評価について

更新日:2016年05月12日

行政評価とは

 行政評価とは、「行政の実施している様々な仕事が、本当に行政が関与する必要があるのか」「実施に伴う費用に見合うだけの効果(成果)を挙げているのか」、「重複している部分はないのか」などといった観点から、将来の見通しを踏まえ、現在の行政活動の状況を見直し、行政の進め方を改善していく取り組みのことです。

具体的には、政策・施策・事務事業からなる政策体系を整理し、その成果や実績などを必要性、有効性及び効率性などの観点から評価することを言います。その実施方法は、従来からの「計画(Plan)」→「実施(Do)」の偏重的な行政運営から、「評価(Check)」→「改善(Action)」の機能を充実させたマネイジメントサイクル(PDCAサイクル)を確立していくことにあります。

一般的に「行政評価」を構成する仕組みは、「政策評価」「施策評価」「事務事業評価」の3つからなり、これらは政策体系に対応させたものになります。

(1) 政策評価

「政策評価」とは、行政が実施している「施策」や「事務事業」の成果などを、行政自らが市民の視点に立って点検・評価し、その結果を次の企画立案に生かすことによって「政策」の質的向上を図るための仕組みのことです。

(2) 施策評価

「施策評価」とは、「政策」を実現するための手段である「施策」が、市民生活にどのような効果をもたらしているのかを検証し、また、それらが「どのような優先順位で実施すべきか」、「それらを実現するためにはどれだけの行政資源(ヒト・モノ・カネ)が配分されるべきか」など、統一的な視点により評価する仕組みのことです。

(3) 事務事業評価

「事務事業評価」とは、「施策」を実現するための具体的な手段である「事務事業」が、「目的(施策)を達成するための手段として必要であるか」、「明確な目標や成果が定められ実施されているか」、「どれだけのコストが投入されているか」、「その結果が適切に評価され、改善策等の検討がされているか」など、その「事務事業」の実施におけるプロセスを明確にし、評価結果を次年度の計画に反映させていくための仕組みのことです。

 

◎ 政策体系と行政評価システム

政策体系と行政評価システム

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