借金で悩んでいる方へ

多重債務で苦しんでいる方に

消費生活センターでは、借金や多重債務に関する相談を受け付け、適切な相談先をご案内しています。

多重債務とは、ショッピングやカードローンなどの借金がかさみ、日常生活の維持が難しい状況を指します。長引くと、返済のストレスから精神的に追い詰められると同時に、利息が増すばかりで今後の生活設計の展望が見えなくなります。ひとりで悩まず、相談してください。

借金問題を解決するという強い意志を持って、一日も早く生活再建を目指しましょう。

相談にあたって用意するもの

借入状況のわかる借入当時の契約書類、返済時の領収書、業者からの通知書類など

債務整理の4つの方法

債務整理の方法には以下の4つの手続きがあります。その中から、所有する財産や借金の額、家計の状況などに応じて最適と考えられる手続きを認定司法書士・弁護士など法の専門家と相談のうえ選択し、借金を整理することになります。

任意整理…弁護士や認定司法書士に依頼し、利息制限に基づく債務整理を委ねる
特定調停…簡易裁判所を通じて家計に即した分割返済額を決める
個人再生…地方裁判所が認可した再生計画に基づき債務を返済する
自己破産…地方裁判所の審理により破産宣告を受け、債務を免責する

※個人再生及び自己破産の手続きは、認定司法書士が代理人となることはできません。

※認定司法書士について…債務整理の対象となる個別の債権の価額が140万円以内であれば、認定司法書士が相談に応じたり、相談者の代わりに債権者と交渉したり、簡易裁判所での代理人となることができます。

※債務整理に要する時間や費用は事案によって異なります。

多重債務に陥らないようにするには

ショッピングクレジットやキャッシングを利用する際は、便利さだけに目をうばわれず、支払いや返済ができるか事前によく考えることが大切です。本当に借入れが必要か、よく確認しましょう。

日々のくらしに必要なお金、いざというときの備えのお金、教育や老後資金などを考えておく（いざ困ったときに、お金を借りられるところを知っておく）。
返済できる計画が立たないお金は借りない。
必要以上のクレジットカードは持たない。
安易に連帯保証人にならない。

多重債務について相談できる窓口

認定司法書士への相談

本市では和歌山県司法書士会との協定により、認定司法書士による「多重債務等無料法律相談会」を実施しています。もし、現在も借金で悩んでいる方は、勇気を出して相談してください。

※債務整理の対象となる個別の価額が140万円以内であれば、認定司法書士が相談に応じたり、相談者の代わりに債権者と交渉し、または簡易裁判所で代理人となることができます。

※個人再生及び自己破産の手続きは、認定司法書士が代理人となることはできません。

多重債務等無料法律相談

場　所：橋本商工会館（橋本市市脇１-３-１８）

日　時：原則　毎月第２土曜日　午後１時から午後４時まで

問い合わせ：和歌山県司法書士会　司法書士総合相談センター

　　　　　　（電話０７３－４２２－４２７２）

和歌山県司法書士会橋本支部※令和2年9月1日現在

橋本市が多重債務者救済のために協働している認定司法書士は以下のとおりです。

大宮　一郎

東家一丁目1番4号秋山ビル1階

電話：0736-39-8101

西岡　正圭

東家五丁目3番12号

電話：0736-33-1508

勇川　光

東家五丁目2番1号

電話：0736-39-0855

和田　佳人

橋谷740番地

電話：0736-38-3503

多重債務相談にも応じている無料相談窓口

和歌山県県民相談室

電話：073-441-2356

和歌山県消費生活センター

電話：073-433-1551

法テラス（日本司法支援センター）

電話：050-3383-5457

和歌山県警察本部警察相談課相談室

電話：073-432-0110

和歌山弁護士会

電話：073-422-5005

司法書士会総合相談センター・和歌山

電話：073-422-4272