令和5年度食品ロスダイアリー調査結果

更新日:2024年01月10日

 橋本市消費生活センターでは、食品ロス削減に向けた行動のきっかけとしていただくため、家庭から「食品ロス(食べられるのに捨てられてしまう食品)」がどのくらい出ているのかを家族で記録する「食品ロスダイアリー」にチャレンジしていただきました。

 

チャレンジ世帯数

学文路小学校4年生12世帯、

清水小学校4年生10世帯、5年生11世帯、6年生6世帯

橋本小学校5年生47世帯、6年生36世帯

高野口小学校4年生34世帯

合計 4校、156世帯

(内、有効回答数:113)

実施方法

実施期間

令和5年7月21日から令和5年8月25日の期間内のうちの2週間

 

調査に使用した食品ロスダイアリー

1週間ごとに

1.未使用のまま捨てた食品

2.調理くず

3.食べ残した食品

【1・2・3】それぞれの種類と重さ(g)を記録していただきました。

食品ロスの発生状況(結果)

1.未使用のまま捨てた食品の重さ(集計) 87,457.1g

【入手方法】 集計(件数) 割合 順位
買った 307 57.9%
もらった 181 34.2%
作った 42 7.9%
無記入   除外

 

【捨てた理由】 集計(件数) 割合 順位
傷んできた、腐った 305 58.5%
期限が切れた 140 26.9%
好みでなかった 42 8.1%
あきた 12 2.3%
その他 22 4.2%
無記入 11   除外
【捨てたもの】 集計(件数) 割合 順位
やさい類 262 49.2%
調理済み食品・加工品 85 16.0%
パン類・ごはん類 72 13.5%
くだもの類 41 7.7%
おかし類 32 6.0%
肉・魚類 29 5.5%
その他 11 2.1%

捨てたやさい類はどうやって入手した?

【やさい類・入手方法】 集計(件数) 割合 順位
もらった 126 48.3%
買った 112 42.9%
作った 23 8.8%
無記入   除外

2.調理くずの重さ(集計) 197,400.6g

3.食べ残した食品の重さ(集計) 82,495.7g

【食べ残した理由】 集計(件数) 割合 順位
作りすぎ・量が多い 163 43.0%
好みではなかった 82 21.6%
食べられる部分でなかった 65 17.2%
放置していて忘れた 57 15.0%
その他 12 3.2%

調査結果(要約)

1.未使用のまま捨てた食品

【入手方法】

「買った」307件(57.9%)

「もらった」181件(34.2%)が上位だった。

【捨てた理由】

「傷んできた、腐った」305件(58.5%)

「期限が切れた」140件(26.9%)で、全体の約85.4%を占めていた。

【捨てたもの】

「やさい類」262件(49.2%)

「調理済み食品・加工品」85件(16.0%)が上位だった。

【捨てたやさいはどうやって入手した?】

「もらった」126件(48.3%)

「買った」112件(42.9%)となり、

「もらった」が最も多かった。

3.食べ残した食品

【食べ残した理由】

「作りすぎ・量が多い」163件(43.0%)

「好みではなかった」82件(21.6%)が上位だった。

食品ロス分類(重量)比較

未使用食品  :  87,457.1g

調理くず   : 197,400.6g

食べ残し   :  82,495.7g

調査結果(詳細)

小学校4校、156世帯のまとめはコチラ

R5食品ロスダイアリー分析シート(PDFファイル:314.3KB)

考察

 「未使用食品」・「調理くず」・「食べ残し」はそれぞれ「調理以前」・「調理中」・「食事後」というように、食品ロスが発生するタイミングを示しています。

最も多かったのは「調理くず」で、「調理中」に発生していることが一番の要因と判明しました。

食品ロスの少ないレシピやゴミにしない方法(生ごみ堆肥化)を心掛けることで、食品ロス削減の効果を期待できると考えられます。

 

食品ロスダイアリーにチャレンジしてくださった児童のみなさん、ご家族のみなさん、ご協力いただきました各学校の先生方、ありがとうございました。

お問い合わせ

橋本市 総務部 生活環境課(消費生活センター)
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-1165 ファクス:0736-33-1200
問い合わせフォーム