第1節 生活排水処理施設の整備に関する課題
1.公共下水道の整備について
和歌山県では、公共用水域の水質汚濁を防止し、併せて紀の川流域市町村の文化的生活を確保するため、橋本市、かつらぎ町、九度山町の1市2町の流域下水道(紀の川流域下水道伊都処理区)の整備がされました。
本市においては、この整備と歩調を合わせ流域下水道幹線に接続する公共下水道の整備を計画的に進め、公衆衛生の向上や公共用水域の水質保全に大きく貢献していますが、今後も引き続き下水道の普及を促進させることが必要です。平成18年度で20,028人の接続人口ですが、計画年度の平成28年度には、35,780人の接続人口を予定しています。
2.農業集落排水施設の整備について
農業集落排水施設ついては、供用開始された地区での接続の促進と共に、施設の実情に合わせて、効率的に維持管理をしていく必要があります。
3.合併処理浄化槽の整備について
生活排水処理形態別人口の推移を見ると、公共下水道人口等の増加により、単独処理浄化槽や非水洗化人口は減少傾向にあります。今後未処理のまま公共用水域に排出される生活雑排水の量を減らすため、流域下水道の計画処理区域外については、単独処理浄化槽や汲み取り便槽から合併処理浄化槽への転換を推進する必要があります。
橋本市 総務部 生活環境課
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更新日:2013年02月28日