第3節 基本計画

更新日:2013年02月28日

1.排出抑制計画

1) 排出抑制の目標及び方向性
生活排水による公共用水域の汚濁を防止するため、公共下水道を計画的に整備するとともに、整備済みの区域については下水道等への接続を促進します。また、公共下水道、農業集落排水施設の事業認可外区域については、補助制度の普及啓発により合併処理浄化槽の設置を促進します。
さらに、水切りネットの使用、合成洗剤の使用抑制、風呂の残り湯の再利用など、家庭で出来る生活排水対策について市の広報紙やホームページの活用による啓発を行い、市民の自主的な取り組みを促進します。
 
2) 排出量の見込み
計画目標年度の平成28年度における、排出量は、し尿が5,565キロリットル/年、浄化槽汚泥(環境管理センター搬入分)が13,425キロリットル/年になるものと見込まれます。また、環境管理センターで処分されない浄化槽汚泥(脱水ケーキ)は、38トン/年が見込まれます。

排出量の見込みの画像

2.収集・運搬計画

1)収集・運搬の目標及び方向性
本市全域を収集対象区域とし、し尿及び浄化槽汚泥の収集・運搬については現行の体制を維持して、今後もし尿については市直営及び許可業者、浄化槽汚泥については全て許可業者が行うものとします。また、公共下水道等の整備に伴う汲み取り便槽の減少など、今後の排出状況の変化にも対応した効率的な収集・運搬体制を構築します。
 
2)収集運搬量の見込み
収集運搬量の見込みは、上記 表6-3 排出量の見込みのとおりとなります。

3.中間処理計画

1) 中間処理の目標及び方向性
し尿と浄化槽汚泥の中間処理については、橋本環境管理センターにおいて今後も引き続き適正な処理を行うとともに、定期的な環境保全対策を継続して実施し、安全な施設の維持管理を行います。
また現状では、脱水汚泥の焼却は橋本環境管理センター内で行っていますが、広域ごみ処理施設の稼働に合わせ、広域ごみ処理施設で焼却処分を行うこととします。なお、将来的には循環型社会形成に向けコンポスト化等を調査研究します。
 
2) 中間処理の見込み
中間処理量の見込みは、前頁表6-3 排出量の見込みのとおりとなります。

4.最終処分計画

最終処分の目標及び方向性
中間処理施設である橋本環境管理センターから発生する焼却灰の最終処分は、最終処分地である大阪湾広域臨海環境整備センターにおいて適正に処分を行うこととします。また、広域ごみ処理施設での焼却処分移行後についても、同様の処分を行うこととします。

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橋本市 総務部 生活環境課
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