「橋本市の自治と協働をはぐくむ条例」が制定されました!

更新日:2021年07月07日

「はぐくむ条例」ってなに?

 これまでも橋本市では、区・自治会をはじめ、様々なボランティアグループやNPO法人等と連携し、市民と行政の協働を進めてきました。

 しかし近年、人口減少や少子高齢化がますます進展してきたことから、市民の皆さんの自主的なまちづくりを支援し、市民の皆さんの力を活かした「協働のまちづくり」をこれまで以上にすすめる必要性が増してきました。

 そこで、市民の皆さんや行政などの、まちづくりの多様な担い手がベクトルを合わせ、それぞれの役割のもとでお互いに協力し合う「協働のまちづくり」をより一層進めるため、その旗印となる条例の制定に取り組むこととしました。

 この「協働のまちづくり」に取り組むための基本的な考え方やルールなどを定めたものが 「橋本市の自治と協働をはぐくむ条例」(はぐくむ条例) です。

 この条例のもと、あらゆるまちづくりの担い手が、それぞれの強みを生かし、ともに橋本市を育んでいきたい、協働して元気なまちをつくっていきたいと考えています。

橋本市の自治と協働をはぐくむ条例(全文) (PDF:99.1KB)

橋本市の自治と協働をはぐくむ条例(解説書)平成30年10月現在 (PDF:489.8KB)

橋本市の自治と協働をはぐくむ条例(パンフレット) (PDF:4.1MB)

 

どのように制定したの?

 市では、平成28年から条例の策定を進めてきました。この条例の策定作業自体を市民協働で取り組むことが必要だと考え、市民から募集した委員も含めた「橋本市自治基本条例策定委員会」を設置し、条例の素案の作成を諮問しました。

 また、市内各地区公民館で2回にわたって開催したタウンミーティングやまちづくりフォーラム、シンポジウムなどで市民のみなさんからの意見もいただきながら策定を進めてきました。このほか、策定委員会と市の若手職員との合同会議も開催するなど、協働による策定に努めました。

 

平成31年4月に施行しました!

 平成30年3月に策定委員会からの答申を受け、市の内部で検討した後、パブリックコメントも実施した上で条例案としてまとめ、9月議会に上程しました。その結果、「橋本市の自治と協働をはぐくむ条例」(はぐくむ条例)として可決され、平成31年4月に施行しました!

 

条例の制定はゴールではなくスタート!

 市は、この条例や様々な仕組みに基づいて、市民の皆さんと一緒に協働によるまちづくりを進めます。市民の皆さんの役割は、自主的にまちづくりに参画することです。市民・行政それぞれが、この条例の内容や役割について意識しながらまちづくりに取り組むことが大切です。

 「まちづくりに参画するって難しくないの?」と思うかもしれませんが、自分たちのまちに関心を持ち、自分たちのまちを良くしたい、自分にできることからやろう、と考えることが第一歩です。一人ひとりの「身近にできるまちづくり」が、橋本市全体のまちづくりにつながっていきます。

 「住み慣れた地域で、子どもから高齢者まで、地域全体で支えあいながら安心・安全な生活をおくれるまち」を目指して、自分で出来る身近なことからはじめてみませんか?

 

出前講座を行います!

 市では、市民の皆さんにこの条例についてもっと知っていただくために、出前講座を実施しています。条例について知りたい!ということがあれば、たとえば会合やサークル活動の場などに出向き、条例のことをお話ししますので、ぜひお声かけください!

 日にちや人数等によってはご希望にそえないことがありますので、事前にご相談ください。詳細は下記ページをご覧ください。

 

お問い合わせ

橋本市 総合政策部 地域振興室
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-7117 ファクス:0736-33-1665
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