知っておくべきLGBT~職場で明日からできること~研修会を実施しました。
"知っておくべきLGBT~職場で明日からできること~”
講師 特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティ 小林和香さん
ソフトウェア会社等での勤務を経て、虹色ダイバーシティ大阪オフィス常勤スタッフ。
主に大学、行政向けの講演と、淀川区のLGBT支援 事業の事務局を務める。
関西学院大学非常勤講師。
7月31日、8月3日の2日にわたり、橋本市職員人権研修を開催しました。
職員の他、橋本市議会議員、小・中学校教諭、橋本市人権啓発推進委員の方々の多くの参加を
頂きました。まだまだ正しい理解がされていないLGBT(性的マイノリティ)について、
社会状況や当事者の思い、職場や学校での対応、歴史背景など話してくださいました。
大切なのはその人の属性がLGBTのどれにあてはまるのかを考えるのではなく、
その人が何に困っているのかを一緒に考える力をつけること
だと教えていただきました。
LGBTってなに?
L:レズビアン(同姓を好きになる女性)
G:ゲイ(同性を好きになる男性)
B:バイセクシャル(性別にかかわらず、異性を好きになることもあれば同性を好きに
なることもある人)
T:トランスジェンダー(生まれた時に法律的/社会的に割り当てられた性別にとらわれない
性別のあり方を持つ人(性同一性障がい者を含む)の英語表記の4つの頭文字です。
同性愛や性同一性障害のことは法務省の主な人権課題の中で、人権問題として取り組むべき
こととされています。

※6色の虹は、性の多様性を祝福する意味。
世界各地のLGBTイベントで使われており、LGBTへの理解と共感を示す。
◇性的少数者とは
性的少数者とは、性のあり方が「自分の性別が戸籍上の性別と同じ、男/女のどちらかで、
特に違和感がなく」かつ「異性のみが好き」ではない人たちや、性別を越境して生きる人たち
のことです。
同性愛者(レズビアン、ゲイ)、両性愛者(バイセクシュアル)、性別越境者(トランス
ジェンダー、性同一性障害者も含む)など、多様なあり方があります。性について考える
とき、単純に「男性/女性」だけではなく、様々な切り口があります。様々な切り口の中で、
自分の性別についてどう考えるのかを「性自認」、好きになる相手の性別については
「性的指向」と呼びます。
「特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ」
<http://www.nijiirodiversity.jp/性的少数者の基礎知識/>
(2015年8月4日アクセス)
橋本市 総合政策部 人権・男女共同推進室
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更新日:2015年08月24日