知っておくべきLGBT~職場で明日からできること~研修会を実施しました。

更新日:2015年08月24日

"知っておくべきLGBT~職場で明日からできること~”

講師 特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティ 小林和香さん

ソフトウェア会社等での勤務を経て、虹色ダイバーシティ大阪オフィス常勤スタッフ。

主に大学、行政向けの講演と、淀川区のLGBT支援 事業の事務局を務める。

関西学院大学非常勤講師。

 

7月31日、8月3日の2日にわたり、橋本市職員人権研修を開催しました。

職員の他、橋本市議会議員、小・中学校教諭、橋本市人権啓発推進委員の方々の多くの参加を

頂きました。まだまだ正しい理解がされていないLGBT(性的マイノリティ)について、

社会状況や当事者の思い、職場や学校での対応、歴史背景など話してくださいました。

大切なのはその人の属性がLGBTのどれにあてはまるのかを考えるのではなく、

その人が何に困っているのかを一緒に考える力をつけること

だと教えていただきました。

LGBTkenshuu

LGBTってなに?

L:レズビアン(同姓を好きになる女性)

G:ゲイ(同性を好きになる男性)

B:バイセクシャル(性別にかかわらず、異性を好きになることもあれば同性を好きに

なることもある人)

T:トランスジェンダー(生まれた時に法律的/社会的に割り当てられた性別にとらわれない

性別のあり方を持つ人(性同一性障がい者を含む)の英語表記の4つの頭文字です。

同性愛や性同一性障害のことは法務省の主な人権課題の中で、人権問題として取り組むべき

こととされています。

rainbow

※6色の虹は、性の多様性を祝福する意味。

世界各地のLGBTイベントで使われており、LGBTへの理解と共感を示す。

 

◇性的少数者とは

性的少数者とは、性のあり方が「自分の性別が戸籍上の性別と同じ、男/女のどちらかで、

特に違和感がなく」かつ「異性のみが好き」ではない人たちや、性別を越境して生きる人たち

のことです。

同性愛者(レズビアン、ゲイ)、両性愛者(バイセクシュアル)、性別越境者(トランス

ジェンダー、性同一性障害者も含む)など、多様なあり方があります。性について考える

とき、単純に「男性/女性」だけではなく、様々な切り口があります。様々な切り口の中で、

自分の性別についてどう考えるのかを「性自認」、好きになる相手の性別については

「性的指向」と呼びます。

「特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ」

http://www.nijiirodiversity.jp/性的少数者の基礎知識/>

(2015年8月4日アクセス)

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