橋本市郷土資料館の基本的運営方針について
策定の経過
橋本市郷土資料館(昭和49年開館)とあさもよし歴史館(平成18年開館)の2館が長きにわたり、歴史資料等の収集・保管、展示などさまざまな活動を通して、本市の歴史教育を担ってきました。
しかし、この2館は施設の老朽化をはじめとした多くの課題に直面することとなり、令和2年度から2館を統合した新郷土資料館建設事業が始まりました。
この建設事業に際し、令和3年11月9日に橋本市教育委員会から橋本市文化財保護審議会に諮問書が提出されました。
その後、新郷土資料館の基本計画並びに展示や運営方法等の検討を重ね、橋本市文化財保護審議会は橋本市教育委員会に3回にわたる答申をしました。
令和7年3月19日の第三次答申書とともに「橋本市郷土資料館基本的運営方針」が策定されました。
基本的運営方針の概要
運営方針策定の目的
当館では、2館(橋本市郷土資料館及びあさもよし歴史館)が長きにわたり行ってきた橋本市を中心とした歴史資料等の収集・保管、展示等の諸活動を引き継いだ施設であり、その運営や活動の充実と向上を図るために基本的運営方針について定めました。
郷土資料館資料館設置の目的
郷土の歴史、文化、埋蔵文化財、民俗、自然、産業等に関する資料を収集し、保管し、展示して教育的配慮の下に一般公衆の利用に供するとともに、これに関連する調査研究及び文化の向上に資することを目的として、橋本市郷土資料館を設置しました(「橋本市郷土資料館設置及び管理条例第1条」)。
基本的運営方針の概要
郷土資料館は、橋本市を中心とした歴史資料等の収集・保管、調査研究、展示等の諸活動を展開し、郷土の歴史と地域の文化について理解を深め、次世代へ継承していくため以下の観点から方針を定めます。
1.資料の収集・保管
2.調査研究
3.資料の展示
4.教育普及活動等
5.施設の維持管理
6.危機管理
7.評価
8.その他
情報発信、市内外の博物館や各種団体との連携 等
更新日:2025年04月09日