常設展示について
常設展示室
古くから交通の要衝として発展してきた橋本市の歴史を、「陸(おか)」、「祈り」、「川」と3つの「みち」をテーマに展示するとともに、この地で営まれた人々の暮らしについて紹介しています。
貴重な文化財を間近にみていただけるだけでなく、映像やクイズなどを用い、より興味を持っていただける展示となるよう工夫しています。
案内図
陸(おか)のみち
橋本市内で発掘された考古資料からわかる他地域との交流の形跡を展示しています。
また古代に整備された都と四国を結ぶ道から橋本にもたらされた文化や、中世の武士団についても紹介しています。
祈りのみち
高野参詣道と伊勢(大和)街道が交わる橋本市は、各地からの参詣者でにぎわい、橋本からも多くの人が伊勢や四国へ参りました。
高野山で生まれた文化は今も受け継がれています。また橋本には葛城修験の修行の場が残されており、修験者が人々の生活に深く関わりがあったことを紹介しています
川のみち
「橋本」の地名は、応其上人が紀の川に橋を架けたという言い伝えに由来しています。また大畑才蔵は紀の川を水源とする小田井用水の建設に着手し、農業の発展に貢献しました。
紀の川が橋本にもたらした恵みについて、展示しています。
人々の暮らし
橋本の人々は道を介して交流を重ねることで、生活を発展させてきました。
街道沿いのまち場の暮らしや、まち場以外に住む人々の生業、また今に受け継がれている祭りや年中行事について紹介しています。
更新日:2025年03月23日