岡潔数学体験館 令和7年度第12回箴言教室を行いました
義務教育私語(その2)
本年度12回目の箴言教室は、3月7日(土)に開催。今回も15名の参加をいただきました。
『春宵十話』p107L9~p114L1を朗読した後、「本を読む」ことについて話し合われました。博士は小学校3・4年生の頃、月刊雑誌『日本少年』を定期購読しており、その中で読んだ「魔法の森」と「ヒワの行方」の話についてあらすじが書かれています。「魔法の森」では、慈悲心に目覚めるというだけでなく、心の故郷がなつかしいといった気持ち(情操)が、また、「ヒワの行方」からは、かわいそうだという気持ちや無慈悲を憎む正義心が沸き起こったと書かれています。
また、博士は粉河中学校時代、買ってもらった新しい教科書(数学以外の全教科、習字の本まで)を新学期が始まるまでに全部読みつくしてしまうほど読みたいという気持ちが強かったそうです。
そこから、読書(本を読むこと)について色々な意見が出されました。
「子どもが小さい頃の読み聞かせって大事ですよね。そこで、本の面白さや楽しさを味わうと大きくなった時、自分一人でもどんどん読む子になっていく。」
「今の時代、親が忙しくてなかなか子どもに読み聞かせをしてあげられない。親自身、読む時間がない。」
「読書と数学、関係ないと思うかもしれないけど、文章題を読むこと、内容の理解、読解力につながる、とても大事なこと。」
「同じ本でも読んだ時代(若い時と、今)で感動が違うもの。また、その時々の心の在り様でも違ってきますよね。」
など、いろいろな意見が出されました。
次回、新年度第1回めは、4月4日(土)。テーマは、「義務教育私語(その3)」。
引き続き、『春宵十話』を読み進めていく予定です。
多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
更新日:2026年03月30日