岡潔数学体験館 令和8年度第5回箴言教室を行いました
音楽のこと
本年度5回目の箴言教室は、8月1日(土)に開催。今回は15名の参加をいただきました。
『春宵十話』p150L1~p152L7までを朗読。
博士は、京都帝国大学のわきにある百万遍(ひゃくまんべん)という在所にある音楽喫茶でベートーベンやシューマンをよく聞いていたそうです。
道元禅師が『正法眼蔵』の中で
まずは、「心身を挙して色を看取し、心身を挙して音を聴取せよ。」次に「心身を挙して色を聴取し、心身を挙して音を看取せよ。」と言っていることについて様々な意見が出されました。まずは、「色を見て、音を聞く。」そして、次の段階として、「色を聞いて、音を見る。」のだと。つまり、「目の前にあるものに全身全霊集中して自分軸でそのものを見なさい。」ということでしょうか。
博士の好きな芭蕉の句「春風や 麦の中行く 水の音」。
博士いわく、色や形あるものは出ていないが、春の野の風景をありありと連想させる、これぞ正しく芸術であると。本当の芸術は決して擬音ではないともおっしゃられています。
毎回話は尽きず、時間はあっという間にオーバーしていました。
次回は、9月5日(土)。テーマは「好きな芸術家」。引き続き、『春宵十話』を読み進めていきます。
多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
更新日:2026年07月10日