隅田八幡神社経塚発掘調査報告書の販売について
平成9・10年度(1997・1998)に発掘調査を実施した隅田八幡神社経塚の発掘調査報告書が令和5年(2023)3月に刊行いたしました!隅田八幡神社経塚の発掘調査成果に加えて、出土品の保存処理成果、令和4年度(2022)に実施した出土品の再整理事業の成果報告を盛り込んでおります!
隅田八幡神社経塚とは?
隅田八幡神社(橋本市隅田町垂井622)の境内で発見された平安時代~室町時代の経塚(お経を地中に納めた塚)になります。平成9年度の隅田八幡神社正遷宮に伴う境内整備の際、偶然破損した経筒が発見されたことにより、遺跡の存在が明らかとなりました。
全国的にも珍しい書いた年が記された紙のお経、7世紀末~8世紀初頭の唐から伝えられたとされる海獣葡萄鏡、このほか多くの出土品が良好な保存状態で発見されました。隅田八幡神社経塚の出土品は平成17年(2005)に和歌山県指定文化財に、遺跡は平成19年(2007)に和歌山県指定史跡に指定されております。
購入方法
発掘調査報告書の購入は下記リンクをご確認の上、橋本市生涯学習課文化係までお問い合わせください。
1冊2,000円(税込)で販売いたします。
令和5年(2023)8月1日から販売を開始します。
更新日:2023年07月24日