大野中島大師講の御番(雑事登)関係資料

更新日:2026年02月20日

大野中島大師講の御番(雑事登)関係資料

大野中島大師講の御番(ごばん)は高野山の近くにある高野山寺領の荘園や村々から野菜などを運び上げ、寺院や奥之院に納める雑事登(ぞうじのぼり)にあたります。雑事登の起源は明らかではないですが、中世荘園の時代の高野山の貢租納付制度の一種で、年貢など三種の貢租の中の公事雑公事にあたります。江戸時代の金剛峯寺に納められる雑事は奥之院弘法大師廟に食事を供える御番行事に使われたとみられています。

 高野口町中島大師講では、講として所有する弘法大師の掛軸や『御番帳』など雑事登の記録、運搬に用いられた雑事籠が残り、近代の高野山と山麓集落の信仰の在り方を示す上で貴重な資料群です。

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