令和元年度文化表彰
令和元年度 橋本市文化表彰 受賞者
文化賞

清田 信(きよた まこと)さん 学術(自然科学)
平成11年「橋本市の子どもたちに科学の楽しさを」を目的に誕生した「ワクワクおもしろ科学教室」に副会長として設立から参加されている。その後、会長・副会長として会の活動に尽力される。主な活動として「低学年のための親子科学教室」「夏休みワクワクおもしろ科学教室」「橋本市科学ワクワクウエーブ」「ワクワクおもしろ科学教室サマースクール」等を行っている。
また、平成24年から実施した「橋本市少年少女発明クラブ」においても、副会長・専任指導員としてクラブ活動に携わり、指導を行っている。
上記のとおり、有している豊富な知識を活かし橋本市の理科教育発展に長年に渡り、多大の貢献をされました。
また、平成22年から平成30年まで橋本市の教育委員・教育長職務代行としてもご活躍されました。

中尾 悦子(なかお えつこ)さん 芸術(文学)
紀北地方文芸誌「まんげつ」を発刊するまんげつ会に昭和43年の発足当初から参加されている。年4回の会誌を発刊し、現在の発刊数は253号に達している。「文芸誌は3号止まり」と言われ、長期にわたり刊行し続けるのが難しいといわれるなかで、半世紀以上にわたって続けている。
平成2年には「展の会」設立に参加。文集『雑木林』を年1回発刊。この間、会長も務められている。橋本地区公民館官報の「春夏秋冬」に毎月、会員が交代で掲載されている。
まんげつ会では、平成18年から現在に至るまで編集長を務め、平成30年10月からは、会長も兼務し屋台骨を支える等、地方文芸の発展に尽力している。
また、平成27年から橋本市教育会委員も務め、文芸以外でも多方面で活躍されている。
文化功労賞

c.Ayane Shindo
木下 麻由加(きのした まゆか)さん 芸術(音楽)
2010年、神戸大学発達科学部人間表現学科を卒業後、スカンジナビア・ニッポン・ササカワ財団より助成を受けデンマークのコペンハーゲンに留学。2014年デンマーク王立音楽アカデミー指揮科を卒業。指揮・伴奏法・音楽理論・作曲法・オペラ等の研鑽を積まれる。
2012年・2013年ウクライナ国際指揮マスタークラス修了。修了演奏会にてチェルニーゴフフィルハーモニー交響楽団を指揮し、ロシア音楽奨励賞を受賞。
帰国後は関西を中心に指揮活動を開始、活動範囲は東海や九州と広範囲に及ぶ。これまでにセントラル愛知交響楽団、瀬戸フィルハーモニー交響楽団などの指揮や、多数のアマチュア団体の客演指揮を務める。また関西二期会、芦屋市民オペラなどのオペラ公演で副指揮を務める。
2018年には紀美野町のみさとホールにて、和歌山県内で初めて指揮。
2019年9月に名古屋で開催された公益財団法人山田貞夫音楽財団指揮者オーディションにて、山田貞夫音楽賞、特選を受賞。又聴衆からの投票により、聴衆賞を併せて受賞。受賞者による新進指揮者コンサートにてセントラル愛知交響楽団を指揮。
更新日:2019年11月24日