平成29年度文化表彰
平成29年度 橋本市文化表彰 受賞者
文化賞
曽我一豊(そが かずとよ)さん 文化活動(情報発信)
昭和41年に大阪日日新聞社に入社以来、報道関係にたずさわってこられた。同社の社会部で勤務の後、昭和46年に読売新聞社へ移り、和歌山支局や大阪本社で勤務され、平成11年に志願して橋本通信部記者として橋本市とその周辺地域のニュースの報道にあたられた。読売新聞社では長年の業績が評価され、読売新聞社永年記者として認められている。
平成22年橋本通信部記者を退いた後、翌年の平成23年3月には電子新聞「高野山麓 橋本新聞」を設立して、橋本市とその周辺地域の情報を全国に発信し続けておられる。氏の綴る地域や季節の微笑ましい話題や、心和らぐ温かみある情報は多くの読者を魅了し続けるとともに、地域文化を全国に発信して本市文化の向上に貢献している。
文化功労賞

岡本隆夫(おかもと たかお)さん 文化活動(文芸活動)
出版社に勤めるかたわら紀北地方の文芸誌『まんげつ』を発刊する「まんげつ会」の設立に参加し、昭和43年から会誌『まんげつ』の発刊を続けておられる。「まんげつ会」では年4回編集会議を行い会誌『まんげつ』を発刊するとともに、文学散歩、橋本市民総合文化祭への展示参加などの活動を行い、特に会誌の発刊は現在245号に至り、文芸誌では約半世紀に及ぶ稀にみる長期にわたって続けられている。氏は「まんげつ会」の会長を昭和53年から58年までと、平成18年から現在に至るまで長期間務められ、先頭に立って活動されてきた。
この他、昭和47年から15年間、地元の下兵庫公民館長を務め、橋本市公民館連絡協議会の設立にも関わられ、これらの活動が評価され、和歌山県公民館連絡協議会表彰、和歌山県教育功労表彰を受けられ、地域文化の振興に大いに手腕を発揮された。
更新日:2017年11月24日