平成22年度文化表彰

平成22年度　橋本市文化表彰　受賞者

文化賞

芝　彰夫さん　(俳号：芝　彰男)

県下の高等学校教員として学校教育に携わる傍ら俳句の制作に取り組み、様々な俳句大会において優秀な成績をおさめられた。教員を退職後平成5年に杜俳句会を発足させて指導にあたり、平成13年には橋本俳句会に合流し、毎年「橋本句会自選句集」を刊行する。また、紀北文人展に参加、俳句・墨彩画・篆刻をとおして俳句の普及に努める。
 

山内　清治さん

昭和36年日本美術院展美人画の大家、中村貞以氏に認められ内弟子となる。昭和39年橋本絵画同好会を設立、中心的な存在として同会を紀北筋有数の団体に育てあげた。昭和40年に日本美術院展院友に推挙される。橋本市展審査委員。橋本市文化協会の副会長、そして会長を10年間務めた。平成20年まで市社会教育委員も務めた。昭和38年から日本美術院展で連続入選を果たしたほか、橋本市展の知事賞、堺市展の市長賞をはじめ、全関西展などでも数々の賞を受賞している。昭和43年から鬼灯塾をひらき後進の指導にあたる。

文化奨励賞

メール　シャンテ

昭和48年に高野口小学校育友会のコーラス部として発足、平成元年に育友会コーラス部を発展的解消して独立した合唱団として「メール シャンテ 高野口」が再発足、さらに現在は「メール　シャンテ」として活動している。定期的に練習を行うとともに、県合唱祭・紀北合唱祭・市音楽祭・全日本おかあさんコーラス和歌山大会・関西レディースコーラスフェスティバルなどに参加するほか、福祉施設での音楽指導など地道な活動を幅広く続ける。