地震に備えましょう

更新日:2014年09月29日

地震発生時の心得

 1. わが身の安全
   なによりも大切なのは命です。地震が起きたらあわてて外へ飛び出さず、座布団などで頭をカバーし、テーブルなどの下にもぐり、まず第一に身の安全を確保しましょう。
   
 2. すばやく火の始末
   揺れがおさまってから「火を消せ!」と声をかけ、ガスコンロなどの火を確実に消しましょう。また、避難前にガスの元コックを閉め、電源ブレーカーを切りましょう。
   
 3. 戸を開けて出口を確保
   とくに中高層住宅では玄関ドアが変形して開かないことがありますので、避難のための出口を確保しましょう。
   
 4. 火が出たらすぐ初期消火
   万一火災が発生したら「火事だ!」と大声で叫び、隣近所にも協力を求め初期消火に努めましょう。
消火器は必ず設置しておきましょう。
   
 5. 狭い路地やブロック塀には近づかない
   落下物やブロック塀などの倒壊の危険のあるところには近寄らないようにしましょう。
   
 6. 山崩れ、がけ崩れ・津波に注意
   山間部で地震を感じたら、すぐに安全な場所に避難しましょう。
   
 7. 避難は徒歩で、荷物は最小限に
   住んでいる所に危険が差し迫ったときには車を使用せず、必ず徒歩で避難しましょう。持ち物は身軽に行動できるよう最小限にとどめましょう。また、避難先をメモで張り出しておきましょう。
   
 8. 協力し合って救出・救護
   負傷者やお年寄り、身体の不自由な人がいればみんなで協力し、助け合いましょう。
   
 9. 正しい情報を聞き、余震を恐れない
   テレビ、ラジオなどから正しい情報を入手し、うわさやデマに振り回されないで適切な行動をとりましょう。

気象庁震度階級

 

気象庁震度階級
震度階級 人間 屋内の状況 屋外の状況
0 人は揺れを感じないが、地震計には記録される。    
1 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。    
2 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます人もいる。 電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。  
3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、目を覚ます。 棚にある食器類が音を立てることがある。 電線が少し揺れる。
4 ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。 電灯などのつり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。座りの悪い置物が、倒れることがある。 電線が大きく揺れる。自動車を運転していて、揺れに気付く人がいる。
5弱 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。 電灯などのつり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。座りの悪い置物の大半が倒れる。固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。 まれに窓ガラスが割れて落ちることがある。電柱が揺れるのがわかる。道路に被害が生じることがある。
5強 大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。 棚にある食器類や書棚の本で、落ちるものが多くなる。テレビが台から落ちることがある。固定していない家具が倒れることがある。 窓ガラスが割れて落ちることがある。補強されていないブロック塀が崩れることがある。据付けが不十分な自動販売機が倒れることがある。自動車の運転が困難となり、停止する車もある。
6弱 立っていることが困難になる。 固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある。 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。
6強 立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。 固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物が多くなる。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。
7   固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶこともある。 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物がさらに多くなる。補強されているブロック塀も破損するものがある

 

(ちょっと一言)

  • マグニチュードと震度の違い

 地震のエネルギーの大きさ(規模)をマグニチュード、各地域での地震の揺れの大きさを震度といいます。一般的にマグニチュードが大きくても、震源が遠い場合や深い場合は震度が小さく逆にマグニチュードが小さくても、震源が近い場合や浅い場合は震度が大きくなります。

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