風水害に備えましょう
台風
台風は30年間の平均で年約25個発生しております。そのうち毎年3個が日本を襲い、油断していると大きな災害になります。台風情報に十分注意して、被害を出さないように備えましょう。
台風の大きさは「強風域(風速15メートル/毎秒以上の半径)」、強さは「最大風速」で表されています。
<風と被害>
やや強い風
- 10以上~15未満(メートル/秒)
影響・被害
- 風に向かって歩きにくい。傘がさせない。
- 電線が揺れ始める。
- 樋(とい)が揺れ始める。
強い風
- 15以上~20未満(メートル/秒)
影響・被害
- 風に向かって歩けない。
- 電線が鳴り始める。
- 雨戸やシャッターが揺れ始める。
非常に強い風
- 20以上~30未満(メートル/秒)
影響・被害
- 何かにつかまっていないと立っていられない。
- 飛来物によって負傷する恐れがある。
- 屋根瓦・屋根葺材が飛散するものがある。
- 細い木の幹が折れたり、根の張っていない木が倒れ始める。
- 看板が落下・飛散する。
猛烈な風
- 30以上~(メートル/秒)
影響・被害
- 屋外での行動は極めて危険
- 樹木・電柱・街灯が倒れる。
- ブロック壁で倒壊するものがある。
- 住家で倒壊するものがある。
- 鉄骨構造物で変形するものがある。
注釈:気象庁による。風速は10分間の平均風速。
<台風の大きさと階級分け>
大型(大きい)
風速15メートル/秒以上の半径500キロメートル以上800キロメートル未満
超大型(非常に大きい)
風速15メートル/秒以上の半径800キロメートル以上
<台風の強さと階級分け>
強い
最大風速:33メートル/秒以上~44メートル/秒未満
非常に強い
最大風速:44メートル/秒以上~54メートル/秒未満
猛烈な
最大風速:54メートル/秒以上
注釈:気象庁による。
集中豪雨
集中豪雨は限られた狭い地域に突然出現し、短時間に大量の雨を降らせ、中小河川の氾濫や土砂崩れ、がけ崩れなどの災害を引き起こします。
災害危険のある地域では雨量に十分注意し、事前の対策をとるようにしましょう。
<1時間の雨量と降り方>
やや強い雨
- 10以上~20未満(ミリメートル/時間)
降雨状況
- ザーザーと降る。
- 地面からの跳ね返りで足元がぬれる。
- 雨の音で話し声が良く聞き取れない。
- 地面一面に水たまりができる。
強い雨
- 20以上~30未満(ミリメートル/時間)
降雨状況
- どしゃ降り。
- 傘をさしていてもぬれる。
- 寝ている人の半数くらいが雨に気がつく。
- ワイパーを速くしても見づらい。
激しい雨
- 30以上~50未満(ミリメートル/時間)
降雨状況
- バケツをひっくり返したように降る。
- 道路が川のようになる。
- 都市では下水管から雨水があふれる。
非常に激しい雨
- 50以上~80未満(ミリメートル/時間)
降雨状況
- 滝のように降る。(ゴーゴーと降り続く)
- 傘は全く役に立たなくなる。
- 水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。
- マンホールから水が噴出する。
猛烈な雨
- 80以上~(ミリメートル/時間)
降雨状況
- 息苦しくなるような圧迫感がある。
- 恐怖を感ずる。
注釈:気象庁による。
橋本市 危機管理室
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更新日:2024年06月25日