寺本パイル織物株式会社が本社工場の増設を決定

　このたび、複写機向けクリーニングブラシの製造販売等を行う寺本パイル織物株式会社が、橋本市内で本社工場を増設するにあたり、立地協定を締結することとなりました。

　同社は１９７０年代に当時毛皮織物が主流であった複写機用クリーニングブラシの人工化に成功するなど、パイル織物の伝統技術と最先端の繊維技術をもとにした製品が高く評価されており、クリーニングブラシが組み込まれた複写機向けクリーニングユニットで高いシェアを占めています。今回、製造工程の内製化により一貫生産体制を構築することで、製品の品質向上及び製造工程の効率化を図るため、本社工場を増設する運びとなりました。

　なお、今回の立地協定により、本市における協定を締結した企業数は55社となり、そのうち45社が操業を開始しております。

令和6年5月27日

令和6年5月27日、橋本市役所で行われた立地協定調印式

左から森下橋本市議会議長、平木市長、寺本パイル織物株式会社寺本代表取締役、木下伊都振興局長

企業概要

・企業名

　寺本パイル織物株式会社

・代表者

　代表取締役　寺本　英樹

・所在地

　本社：橋本市高野口町伏原６２５番地

・設立

　昭和３５年３月

・資本金

　１，０００万円

・従業員数

　３０名（正社員：２１名、非正社員：９名）

・業務内容

　工業資材用機能性織物の開発・製造・販売

立地概要

・場所

　橋本市高野口町伏原６２５番地

・敷地面積

　４，７７０平方メートル

・延床面積

　４，３１４平方メートル

・雇用予定

　新規地元雇用３０名（正社員：１９名、非正社員：１１名（３年間））

・投資予定額

　１２億円（建物・設備等）

・操業開始予定

　令和８年１２月

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