嵯峨谷の神踊り

更新日:2017年03月23日

嵯峨谷の神踊り

嵯峨谷の神踊り(さがたにのこおどり)

 橋本市高野口町嵯峨谷の若宮八幡宮神前で、家内安全・五穀豊穣・村内平和などを願って奉納される踊りです。踊りは1列に並び、左手に締太鼓、右手にばちを持って太鼓を打ちながら歩き、振り、すわりと3とおりの所作をを行います。踊りの起源や趣旨は明確ではありませんが、古風な歌詞とともに素朴な踊りを伝えており、その起源は室町時代に遡るとみられています。

 踊りには宝踊り・長者踊り・牛若踊り・御舟踊りなどがあり、最後にお礼踊りとして頼子(よりこ)踊りで締めくくられます。踊りの間には必ず口上が入り、願を掛けた家々の「願満し」が読み上げられます。この行事は例年8月15日に行われます。

願満たしの口上

願満たしの口上

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