家庭を必要としている子どもたちのための「里親制度」

更新日:2026年04月11日

里親制度は「養子縁組」だけではなく、さまざまな形で子どもたちの成長を支える制度です

「里親」について、「養子を迎える制度のこと?」「特別な資格や、経済的な余裕がないと無理なのでは?」といったイメージをもつ方も多いのではないでしょうか。

里親制度には様々な形態があります。
数日間だけ預かる形や、実の親元へ戻るまでの期間だけ育てる形など、関わり方はさまざまです。

橋本市では、和歌山県と連携し、様々な事情で親と暮らせない子どもたちを家庭に迎え入れる「里親制度」の普及に取り組んでいます。

子どもの「里親制度」ってどんなもの?

里親制度は、未来ある子どもたちのための公的な制度です。病気や経済的な理由、虐待など、様々な事情により家庭で暮らせなくなった子どもたちが、和歌山県には約300人います。里親制度とは、こうした子どもたちを自分の家庭に迎え入れ、あたたかい愛情と正しい理解を持って養育する制度です。

アヒルの親子の画像

「養子縁組」だけが里親ではありません

里親には、大きく分けて「養子縁組」と「養育里親」の2種類があります。多くの方がイメージするのは戸籍上の親子になる「養子縁組」かもしれませんが、今、社会で多く求められているのは、子どもが実の親元に戻るまで、あるいは自立するまでの一定期間、家庭環境で育てる「養育里親」なのです。

家を持つ手

子どもの里親の種類

まずは制度と内容を知ってみませんか?
里親制度は、ご家庭の状況に合わせて、様々な形があります。

里親の種類

種類

内容

こんな方へ

養育里親

【一番ニーズがあります】

子どもが自立したり、実親の元へ戻れるようになるまでの「一定期間」、家庭で預かり育てます。数ヶ月の場合もあれば、数年の場合もあります。

子育て経験を活かしたい方

子どもの成長を応援したい方

養子縁組里親

将来的に法的な親子(養子縁組)になることを前提に子どもを預かります。

新しい家族を迎えたい方

専門里親

虐待を受けた経験や、障害のある子どもなど、専門的なケアが必要な子どもを養育します。

専門的な知識や経験がある方

親族里親

両親が死亡や行方不明などで養育できない場合、祖父母などの親族が里親となって養育します。

対象となるお子さんの親族の方

週末里親

 

数日間や週末、夏休みなどの短期間だけ、施設で暮らす子どもを家庭に迎えます。

 

まずは短期間から体験したい方

平日は仕事がある方

子育て短期支援里親

ショートステイやトワイライトなど子育て短期支援事業を利用する子どもを預かります。

まずは短時間から体験したい方

 

様々な方々が里親になっています

要件を満たし、所定の研修を受ければ、さまざまなライフスタイルの方が里親として登録・活動できます。

実子がいるご家庭

実のお子さんがいても大丈夫です。「きょうだい」のような関係が生まれ、お互いに成長し合うことも多いです。

共働きのご家庭

実子と同じように、保育園や学童保育、地域のサービスを利用しながら養育されている方もたくさんいます。

子育て経験がない方

未経験でも、事前の研修や施設での実習で、子どもとの関わり方をしっかり学べるので安心してください。

定年退職された方

子育てがひと段落したシニア世代こそ、時間と心にゆとりを持って子どもと向き合える「即戦力」として期待されています。

単身(独身)の方

パートナーがいなくても、親族や地域のサポートを得ながら活動されている方がいらっしゃいます。
子どもと一緒に悩み、笑い、成長してくれるあたたかい家庭が求められています。

費用については、経済的なサポートがあります

「子どもを育てるのにはお金がかかる。ボランティア精神だけではどうにも…」と心配される方も多いものです。しかし、里親制度は公的な制度ですので、経済的な負担を軽減するためのサポートがあります。国や県の基準に基づき、子どもの養育に必要な費用が支給されます。

里親になったご家庭は、専門家がチームで支えます

里親支援センター「なでしこ」をはじめ、児童相談所(子ども・女性・障害者相談センター)や橋本市の担当課がチームとなって、里親家庭と子どもを支えます。

相談

相談サポート:養育に悩んだときは、いつでも上記の専門チームに相談できます。

レスパイト・ケア:冠婚葬祭や、里親さんのリフレッシュのために、一時的に子ども里親や施設で預かる制度も利用できます。

研修・交流:里親同士の交流会や、スキルアップのための研修があります。

まずは里親支援センター「なでしこ」にご相談ください

里親登録は和歌山県で行いますが、相談の第一歩は里親支援センター「なでしこ」から始まります。

子どもの里親として支援をしたい気持ちが芽生えても、様々な疑問や不安も湧いてくると思います。まずは、専門のスタッフと相談しましょう。無理に登録を勧めることはありません。安心してご相談ください。

【お問い合わせ・相談窓口】
(社会福祉法人つくし会)里親支援センター「なでしこ」
電話:0736-67-7584

このページに関するお問い合わせ先

橋本市 健康福祉部 子育て応援課
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-0039 ファクス:0736-33-1667
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