25年以上続く伝統!「にこにこランド(移動児童館)」は小学校へ出張してくれる♪
土曜日の体育館と手作り教室、2種類の「にこにこランド(移動児童館)」をご紹介!
橋本市では、児童館の楽しさを学校へ「出前」するユニークな取り組みを行っています。土曜日の午前中に体育館に出張したり、学校の授業で出前講座を開いたりする「にこにこランド(移動児童館)」です。なんと25年以上も前から続いているこの活動。今のパパ・ママ世代の中にも、「子どもの頃体験したかも!」と記憶にある方がいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、子どもたちのためにさまざまな遊びを出張して行う「にこにこランド(移動児童館)」をご紹介します。
「にこにこランド(移動児童館)」ってなに?
にこにこランド(移動児童館)は、児童館のスタッフが遊び道具や企画を持参し、小学校を中心に、皆さんのいる場所へ出張するプログラムです。
「にこにこランド」は、土曜日に体育館で開催されるものと、授業中に実施されるものと、2種類あります。
1.移動児童館【にこにこらんど】
小学校体育館で土曜日の午前中に開催
内容:「作ってあそぼう!」 みんなであそぼう 読み聞かせ
2.移動児童館【季節の手作り教室】
小学校授業で実施
1)絵馬飾り12月~1月 ほとんどの小学校は2年生で実施
2)節分飾り 1月下旬 ※小規模校開催
3)ひな飾り 2月 ※小規模校開催
1.移動児童館【にこにこらんど】は土曜日に体育館で開催!
こちらは、土曜日午前 小学校の体育館で開催するにこにこランドです。幅広い年齢の子どもたちが集まります。

体育館全体を使ってする「オセロゲーム」を、楽しんでいます。白チームが優勢かな?黒チーム頑張れ~!


こちらは、「作って遊ぼうポンポンカーリング」。子どもたちの楽しそうな声が響きます。

大型紙芝居や絵本での読み聞かせも大人気。
2.移動児童館【季節の手作り教室】は全小学校授業で実施!
季節の手作り教室では、ちりめんや和紙等の昔から使われている日本古来の材料を使います。季節の飾りを作ることで、四季を感じ、情緒を育み、季節の行事の意味を知ってもらうことが目的です。夢中になって作ることで、達成感を味わえる点もポイントです。
現在、小学校での実施は以下の通りです。
■実施時期:毎年 12月~2月頃
■対象:橋本市内の全小学校の低学年クラス
■内容:授業の時間1~2コマを使って実施
冬に開催される新春絵馬飾りづくりは、願い事を書けるとあって、子どもたちも一生懸命取り組みます。「難しかったけど、出来て嬉しかったし、楽しかった」「ちりめんと綿で作った羽子板を触ったら、フワフワで気持ち良かった」など、みんな自らの手で作る達成感を話してくれます。

絵馬を作り上げた後に感想やお願いごとを発表します。「家族やクラスのみんなが、健康に過ごせますように」 「お友達とずっと仲良くいられるように」 「勉強をがんばります」 「野球で優勝したい」 「世界が平和でありますように」などなど……。自分やお友達、家族の健康だけでなく、世界の平和までを願い、発表してくれる子どもたちを目の前にして、聞いた大人である先生や職員までが純粋に幸せを感じるひと時です。


小規模校では複数学年での実施となるため、「絵馬」「節分」「ひな飾り」で重複しないように、3種類を3年をかけて1巡しています。



ポイントは、「橋本市内の全小学校を回る」ことです。橋本市内にある全小学校で実施されるため、橋本市で育つ小学生は、みんながにこにこランド(移動児童館)を体験することになります。これは、全国的に見ても珍しく、手作りや遊びを通した子どもの成長に対して、橋本市が取り組みに力を入れているといえます。
なぜ、にこにこランド(移動児童館)が学校に出向くの?

橋本市内には4つの児童館があります。けれど、家庭によって「自宅から遠くて行けない」「自宅近くで習い事があり、なかなか自宅から離れた館まで遊びにいけない」などさまざまな事情があると思います。
「児童館に来られないなら、こっちから行っちゃおう!」
そんな発想から始まったのが、このにこにこランド(移動児童館)です。実施目的は、大きく2つあります。
1.地域格差なく「遊び」を届ける
全ての子どもたちに、手作りと遊びの楽しさを知ってほしい。大きな声を出して笑ったり、友達と協力してゲームをクリアしたりする体験を、平等に届けたいという願いが込められています。
2.児童館を知ってもらう「架け橋」
「今日のゲーム楽しかったな。先生、どこに行けば会えるの?」「『〇〇子ども館』にいるよ!」そんな会話が、子どもたちの世界を広げるきっかけになります。一度顔を合わせたことがあるスタッフがいる場所なら、子どもたちは安心して遊びに行くことができます。
にこにこランド(移動児童館)ではどんなことをするの?

にこにこランド(移動児童館)が実施する内容は、長年の「手作り」「遊び」のノウハウが詰まった企画です。
◎大型紙芝居・大型絵本:子どもたちの背丈ほどもある大きな絵本が登場!迫力満点の読み聞かせに、みんな釘付けになります。
◎集団遊び(レクリエーション):参加者全員で輪になったり、チーム対抗戦をしたり。普段はおとなしい子がリーダーシップを発揮するなど、学校の先生や保護者たちも驚くような姿が見られます。
◎手作り工作:身近な材料を使って工作をします。自分で作り上げる達成感や、想像しながら作品を作っていくのは格別の楽しさがあります。
先生も驚く!にこにこランド(移動児童館)での子どもの変化
季節の飾りを作った後で、絵馬に書いたお願いごとや作った感想等を発表する時は、みんなとっても嬉しそう。学校の先生からも、「普段の授業では手を挙げない子が、今日は一番大きな声を出していました」「勉強が苦手で自信をなくしていた子が、工作の時間にヒーローになっていました」など、嬉しい驚きの声が寄せられることもあるのだとか。作りあげた達成感や喜びの思いから、自分の気持ちを表現しやすくなるのかもしれませんね。

勉強という枠組みから外れた遊びの時間だからこそ、子どもたちはリラックスして、本来ののびのびとした姿を見せてくれます。児童館のスタッフは、それを引き出す「遊びのプロ」なのです。
にこにこランド(移動児童館)で会った児童館の先生に会いに行こう!
にこにこランド(移動児童館)が終わった後、「また来てねー!」「絶対児童館行くわ!」と手を振ってくれる子どもたちの笑顔が、スタッフの原動力になっています。
もし、お子さんが「にこにこランド楽しい!」と話してくれたら、ぜひ週末に「あの時の先生に会いに行ってみる?」と誘ってみてください。にこにこランド(移動児童館)で会った「あの面白い先生」が、それぞれの児童館で待っています。「また会えたね!」と笑顔で再開した時、その場所はお子さんにとって、学校とも家庭とも違う、特別な「自分の居場所」になるはずです。
▼活動の様子は以下のリンクからご覧いただけます
https://www.city.hashimoto.lg.jp/guide/kyoikuiinkai/syougaku/chiikikyouiku/kodomokan/nikonikorando/index.html

更新日:2026年04月16日