【職員インタビュー】 消防職(消防署)

更新日:2023年04月25日

消防職の仕事とは?

 橋本消防署の消防隊員として、24時間勤務をしています。災害時には消火活動や救助活動、危険物排除等の活動を行い、時には救急隊員として救急活動も行います。また、災害が無いときは多種多様な災害に備えた訓練を行い、予防業務として建物の立ち入り検査、地域住民の方や事業所へ防火指導・救急指導を行い、災害等の未然の防止、被害軽減に努めています。

とある1日の業務

 8:30  勤務交替 ミーティング

 9:00  器具整備

10:30  訓練指導

12:00  昼食

13:00  消防訓練

14:50  火災出動

18:00  火災出動の検証

19:00  夕食

19:30  火災出動内容の報告書などの書類作成

20:00  トレーニング 自主訓練

21:00  入浴

22:00  仮眠

 1:00  通信勤務

 3:00  仮眠

 6:30  機関点検 朝食

 8:30  勤務交替

橋本市で働こうと思ったきっかけは?

 こどもの頃に外出先で火災現場に遭遇したことがありました。その現場で活動する消防の方の姿を間近で見たことが大きなきっかけでしたね。仕事を通じて、自分を育ててくれた橋本市の安全を守り、市民の皆さんが安心して暮らせる街づくりに貢献したい。また、橋本市に恩返しをしたいと思ったからです。

実際に働いて感じたことは?

 実際、現場では悲惨な現場もあり、心を痛めることもたくさんありました。実際の現場でやり直しはできない。同じ現場も二度とないし、ミスや失敗をしてしまえば、救える命が救えなくなります。本当に大変な仕事ですが、訓練で学び培ったことを現場活動に活かせ、それが最善の活動となり、人の役に立ったと思えるときに苦労を上回る達成感を感じます。
 また、24時間勤務ですが、24時間の中には休憩もあります。休憩時間には食事や入浴もしています。入浴は10分程度で済ませるようにし、出動へ影響の出ないように工夫しています。

橋本市の消防職を目指すあなたへ

 災害現場においては個々人の能力はもちろん必要ですが、一人では何もできません。皆で連携・協力することで最善の結果を出すことができるため、チームワークがとても重要な職場です。
 また、橋本市にふたつある消防署では、両署で自炊して食堂で食事します。もちろん職員がお金を出し合い、材料を購入し、調理しています。これは、チームワークを形成し災害現場で人命を守り救出するという共通の目標を達成するうえで重要な事だと感じています。
 人を助けたいという気持ちのある方は是非受験してください。一緒に学び、共に経験、成長していきましょう。きっと、やりがいを実感することができます。

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