風水害に備えましょう
台風
台風は30年間の平均で年約27個発生しております。そのうち毎年3個が日本を襲い、油断していると大きな災害になります。台風情報に十分注意して、被害を出さないように備えましょう。
台風の大きさは「風速17メートル/s(メートル/毎秒)以上の半径」、強さは「最大風速」で表されています。
<風と被害>
やや強い風
- 10以上~15未満(メートル/秒)
影響・被害
- 風に向かって歩きにくい。
- 電線が鳴る。
- 看板やトタン板が飛びはじめる。
強い風
- 15以上~20未満(メートル/秒)
影響・被害
- 風に向かって歩けない。
- 小枝が折れる。
- ビニールハウスが壊れ始める。
非常に強い風
- 20以上~30未満(メートル/秒)
影響・被害
- 身体を確保しないと転倒する。
- 鋼製シャッターが壊れ始める。
- 飛ばされた物でガラスが割れる。
暴風
- 25以上~30未満(メートル/秒)
影響・被害
- 立っていられない。
- 屋外での行動は危険。
- 樹木が根こそぎ倒れはじめる。
- ブロック塀が壊れる。
- 屋外外装材がはがれ、飛び始める。
猛烈な風
- 30以上~(メートル/秒) または最大瞬間風速が50以上(メートル/秒)
影響・被害
- 屋根がとばされる。
- 木造住宅の全壊が始まる。
注釈:気象庁による。風速は10分間の平均風速。
<台風の大きさと階級分け>
大型(大きい)
風速15メートル/秒以上の半径500キロメートル以上800キロメートル未満
超大型(非常に大きい)
風速15メートル/秒以上の半径800キロメートル以上
<台風の強さと階級分け>
強い
最大風速:33メートル/秒以上~44メートル/秒未満
非常に強い
最大風速:44メートル/秒以上~54メートル/秒未満
猛烈な
最大風速:54メートル/秒以上
注釈:気象庁による
集中豪雨
集中豪雨は限られた狭い地域に突然出現し、短時間に大量の雨を降らせ、中小河川の氾濫や土砂崩れ、がけ崩れなどの災害を引き起こします。
災害危険のある地域では雨量に十分注意し、事前の対策をとるようにしましょう。
<1時間の雨量と降り方>雨の強さと降雨状況
やや強い雨
- 10以上~20未満(ミリメートル/時間)
降雨状況
- ザーザーと降る。
- 地面からの跳ね返りで足元がぬれる。
- 雨の音で話し声が良く聞き取れない。
- 地面一面水たまりができる。
強い雨
- 20以上~30未満(ミリメートル/時間)
降雨状況
- どしゃ降り。
- 傘をさしていてもぬれる。
- 寝ている人の半数くらいが雨に気がつく。
- ワイパーを速くしても見づらい。
激しい雨
- 30以上~50未満(ミリメートル/時間)
降雨状況
- バケツをひっくり返したように降る。
- 道路が川のようになる。
- 山崩れ・崖崩れが起こりやすい。
- 場合により、避難の準備が必要。
- 都市では下水管から雨水があふれる。
非常に激しい雨
- 50以上~80未満(ミリメートル/時間)
降雨状況
- 滝のように降る。
- 傘は全く機能しない。
- 水しぶきであたり一面が白っぽくなる。
- マンホールから水が噴出する。
- 土石流が起こりやすくなる。
猛烈な雨
- 80以上~(ミリメートル/時間)
降雨状況
- 息苦しくなるような圧迫感がある。
- 恐怖を感ずる。
- 大規模な災害の発生するおそれが強い。
- 厳重な警戒が必要。
(気象庁による)
<洪水時の避難方法>
水位による避難の限界を知る
歩ける深さは、また下までが限界です。水深が腰まであるようなら危険を伴いますので、無理をしないで下さい。
足元に注意を払う
裸足は禁物です。濁流で排水路やマンホールが分らず、流されることがありますので、長い棒を杖がわりにして安全を確認しながら避難して下さい。
避難は必ずグループで行う
一人ひとりで避難するのではなく、隣近所が声をかけ合って、ロープなどを活用して避難しましょう。特に子どもからは目を離さないよう細心の注意をはらって下さい。
<紀の川の警戒水位>
(橋本観測所)
水防団待機水位:1.5メートル
はん濫注意水位:3.0メートル
はん濫危険水位:4.0メートル
橋本市 危機管理室
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-6105 ファクス:0736-26-4550
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更新日:2014年09月29日