化学物質過敏症をご存知ですか?

更新日:2021年06月21日

アレルギー

化学物質過敏症は、洗剤・柔軟剤・アルコール消毒剤・芳香剤など私たちが普段何気なく使用しているものに含まれる化学物質に接することにより、頭痛・倦怠感・不眠など多岐にわたる症状があらわれる疾患です。

あなたにとって便利な「日用品」や気持ちの良い「香り」などが、近くにいる人が困る原因となっていることがあります。

みなさまのご理解とご配慮をお願いいたします。

化学物質過敏症とは

微量の化学物質に敏感に反応し、アレルギー症状があらわれると言われています。一度、ある程度の量の化学物質にさらされたり、少量でも長期に渡ってさらされると、それ以降、わずかな量の物質にも敏感に反応するようになることがあります。
発症などのメカニズムについては、未だ解明されていない部分があります。

柔軟剤

おもな症状

喘息、のどの痛み、動悸、めまい、頭痛、皮膚炎、不眠、不安、全身倦怠感など
 
原因物質

柔軟剤、防虫剤類、殺虫剤、除草剤、漂白剤、芳香剤、化粧品、塗料など

対処法

治療法が確立していないため、原因となる化学物質を避けることが、最も有効な対象法と言われています。

一人ひとりにできること

  • 洗剤・柔軟剤・香料の使用は過度にならないように気を付けましょう。特に公共の場など、人が集まるところでは使用を控えるなどの配慮をしましょう。
  • 学校、保育所、病院、公園等の公共施設、住宅地に隣接した家庭菜園、農地などで農薬を使用するときには、農薬の飛散防止などに努めましょう。

お問い合わせ

橋本市 健康福祉部 いきいき健康課(地域包括支援センター)
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-1111(代) ファクス:0736-34-1652
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