新型コロナワクチン接種の際の注意事項や副反応について

更新日:2023年01月19日

ワクチンを受けるにはご本人の同意が必要です

ワクチンの接種は強制ではありません。

予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただきます。接種を受ける方の同意がある場合に限り接種を行います。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。

職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いいたします。

<15歳以下の接種について>

15歳以下の方のワクチン接種には、原則、保護者(親権者または後見人)の同伴と予診票への保護者の方の署名が必要です。署名がなければワクチン接種は受けられません。保護者の同意なく接種が行われることはありません。

予防接種を受けることができない人

下記にあてはまる方は本ワクチンを接種できません。ご自身が当てはまると思われる方は、かかりつけ医にご相談ください。

  • 明らかに発熱している方(※1)
  • 重い急性疾患にかかっている方
  • ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症(※2)の既往歴のある方
  • 上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある方

(※1)明らかな発熱とは通常37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。
(※2)アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。

予防接種を受けるに当たり注意が必要な人

一般に、以下の方は、ワクチンを接種するにあたって注意が必要です。当てはまる方は、予診票に記載をしていただいた上で、予診を行います。

  • 過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
  • 心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある方
  • 過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた方
  • 過去にけいれんを起こしたことがある方
  • ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある方

ワクチン接種は体調のよいときに受けるのが基本ですので、特に基礎疾患のある方は、病状が悪化していたり、全身が衰弱している場合は避けた方がよいと考えられます。ご心配な方は、かかりつけ医にご相談ください。

また、新型コロナワクチンは筋肉内に注射することから、  

  • 抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある方

は、接種後の出血に注意が必要とされています。

 

■妊娠中、又は妊娠している可能性がある人、授乳されている人は、接種前の診察時に必ず医師へ伝えてください。なお、かかりつけの産婦人科医に確認していない場合でも、予診医によりワクチン接種が可能と判断された場合は、接種が可能です。

■過去に、薬剤で過敏症やアレルギーを起こしたことのある人は、接種前の診察時に必ず医師へ伝えてください。

接種を受けた後の注意点

・本ワクチンの接種を受けた後、15分以上(過去にアナフィラキシー(※)を含む重いアレルギー症状を起こしたことがある方や、気分が悪くなったり、失神等を起こしたりしたことのある方は30分以上)、接種を受けた施設でお待ちいただき、体調に異常を感じた場合には、速やかに医師へ連絡してください。(急に起こる副反応に対応できます。)

・注射した部分は清潔を保つようにし、接種当日の入浴は問題ありませんが、注射した部分はこすらないようにしてください。

・当日の激しい運動は控えてください。

接種後の注意点(ファイザー社製XBB対応ワクチン)(厚生労働省ホームページ)

接種後の注意点(モデルナ社製XBB対応ワクチン)(厚生労働省ホームページ)

副反応について

主な副反応は、注射した部分の赤み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまで明らかになっていない症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談してください。

アナフィラキシー

薬や食物が身体に入ってから、短時間で起きることのあるアレルギー反応です。
じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合を、アナフィラキシーショックと呼びます。

アナフィラキシーは特定のワクチンだけに起きるものではなく、様々な医薬品やワクチンの投与後に報告されています。

予防接種後に、息苦しさなどの呼吸器症状がみられれば、接種会場や医療機関で、まず、アドレナリン(エピネフリン)という薬の注射を行います。その後、症状を軽くするために、気管支拡張薬等の吸入や抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の点滴や内服なども行います。

接種後にもしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応できるように、予防接種の接種会場や医療機関では、医薬品などの準備をしています。

副反応疑い報告(厚生労働省ホームページ)

厚生労働省のウェブサイトでは、今までに報告された新型コロナワクチンの副反応疑いや死亡として報告された事例など、新型コロナワクチンの接種後の副反応(副作用)に関する情報を公表しています。

予防接種健康被害救済制度について

 ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。極めて稀ではあるもののなくすことができないことから、救済制度が設けられています。

 救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。認定にあたっては、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される国の審査会で、因果関係を判断する審査が行われます。

 申請に必要となる手続きなどについては、住民票がある市町村にご相談ください。

 詳細は、下記ホームページをご確認ください。

コールセンターについて

橋本市では、新型コロナワクチン接種専用のコールセンターを設置しています。

機関名 連絡先 受付時間 受付相談内容
橋本市新型コロナワクチン接種コールセンター

【電話】

0736-33-6661

【FAX】

0736-32-2515

平日午前9時から午後5時

接種にかかる具体的な手続きに関する相談等

(注釈1)コールセンターでは、医学的なことには答えらえません。基礎疾患などがあり、ワクチン接種に不安のある方は、かかりつけの医療機関にご相談ください。

(注釈2)コールセンターへの電話がつながりにくいこともございます。つながらない場合は、時間をおいておかけ直しください。

 

聴覚に障がいのある方、失語症の方、音声機能障害の方など、電話での相談が難しい方に対して、FAXによる相談も受け付けています。

なお、FAX送信はいつでも可能ですが、対応に数日要することもありますので、あらかじめご了承ください。

※様式は問いませんが、FAXで回答する場合もありますので、FAX番号は必ず明記してください。

新型コロナワクチン接種に関する相談等(橋本市コールセンター宛て)FAX送信票(PDFファイル:426.9KB)

ワクチンの効果・副反応・施策等に関する相談窓口

機関名 連絡先 受付時間 受付相談内容
和歌山県新型コロナワクチン相談窓口

電話:073-441-2593

FAX:073-431-1800
(FAXによる回答の場合、お時間をいただく場合があります)

午前9時から午後6時
(平日・土日祝)
ワクチンの効果、安全性などの接種前の疑問、接種後の副反応に関することなどの専門的な相談
厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター 0120-761-770 午前9時から午後9時
(平日・土日祝)
コロナワクチン施策の在り方等に関する問合せ等

お問い合わせ

橋本市 健康福祉部 いきいき健康課(地域包括支援センター)
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-1111(代) ファクス:0736-34-1652
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