先輩移住者 上林さん

更新日:2021年09月22日

Iターン:2020年
前住所:栃木県
しごと:地域おこし協力隊(高野山麓ツーリズムビューロー)

 

 

地域おこし協力隊をやりたいと思ったきっかけは?

地域おこし協力隊上林さん実家があった岩手県沿岸部の町が東日本大震災で甚大な被害を受け、震災後、内外からたくさんの方が復興に向けて努力し、少しずつ町が変化していく様子を直に見てきました。自分自身も学生時代に復興支援に携わるボランティア活動に参加し、こうした経験を通じて地域に軸足をおいて、住民の方々とともに町を盛り上げる取り組みに興味を持つようになったのがきっかけです。

 

 

 

 

 

地域おこし協力隊になぜ応募しようと思ったのですか?

旅行が好きなことや、前住所地が観光地だったこともあり、観光分野に携わる地域おこし協力隊を中心に探していたら橋本市の募集があり、東北で生まれ育った自分にとってあまり馴染みのない地域に飛び込んで挑戦したいという気持ちがあったからです。

 

橋本市に移住しようと思ったきっかけは?

山や川など自然を身近に感じられることや、電車で大阪市内に1時間かからずに出られ、京奈和道で和歌山・奈良方面に無料で行くことが出来る利便性の良さが魅力だったからです。

丸高稲荷からの景色

 

移住前の橋本市の印象はどうでしたか。生活面での不安は何かありましたか?

やっちょんひろば自然が豊かで、まちの中心に大きな川(紀の川)が流れているのが岩手の地元とよく似ている印象でした。市内にはスーパーなど商業施設も多くあり、生活面での不安はあまりなかったです。冬場は雪が積もったりするなど意外と寒かったのが印象的でした。また、野菜や果物が産直で格安の値段で手に入ることに驚きました。

 

 

 

 

日常の過ごし方を教えてください

平日は家から職場まで近いので朝は起床してから出勤まで余裕があります。退勤後も仕事帰りに買い物に行き18時には帰宅できるので、趣味の筋トレの時間を作れたりと自分の時間を多く作ることが出来ています。

上林さんスケジュール

移住前の生活と何か変わったところはありますか

産直で安く購入できるので果物を食べる機会が格段に増えました。

 

 

仕事についてはどうですか。以前の仕事との違いなど教えてください。

葛城館コロナ禍で地域の催し物や集まりへの参加や、外から人を呼ぶような企画ができなく、難しい状況下での活動が求められていると実感しています。特に観光分野は、観光客の方にきてもらい成り立つ部分が大きいので、大変だと感じる面はあります。その中でも、地元の人に地域の魅力を知っていただくイベントを開催したり、物販事業に携わるなど、今できることに目を向けながら、未来の観光客となってくれるような「橋本ファン」作りに取り組んでいけたらなと考えています。

 

移住を希望する方にメッセージ

コロナ禍ということと、前住所から遠かったことから、移住前の下見が一度しかできませんでしたが、少なくとも二度はした方がよいと思います。一度目は観光スポットなどをめぐる「外側」からの目線。二度目は、住まいや商業施設など「内側」からの目線でまちを下見するとまちの姿がよくわかるはずです。