生活支援体制整備事業(生活支援コーディネーター・協議体)

更新日:2024年04月08日

生活支援体制整備事業とは?

 平成27年度の介護保険制度の改正によって、介護予防給付の一部である介護予防訪問介護(ヘルパーサービス)及び介護予防通所介護(デイサービス)は、各市町村が地域の実情に応じ取組を行うことができる「介護予防・日常生活支援総合事業」へ移行されることとなり、地域住民等の多様な主体を活用し、また、地域の支え合い体制づくりを推進し、要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援をしていくこととなりました。

 橋本市では地域住民が主体となった生活支援・介護予防サービスの充実が図れるように平成27年度から「生活支援体制整備事業」を実施し、地域の互助を高め、地域全体で要支援者等の生活を支える体制づくりを進めています。

なぜ今助け合いが必要なのか?

 ちょっとした支援や「助け合い」と、標準化されている「サービス」(介護保険)では、基本的に役割が異なり、どちらも必要です。つまり、介護保険では対応できない隙間があり、隙間をふさがないと「住み慣れた地域でいきいきと暮らしていく」ことはできません。

 助け合い活動に参加することが介護予防になり、健康寿命を延ばすことにつながります。

 公的なサービスをさらに強化してくことは、財政的にも、人材的にも不可能です。

協議体ってなに?

最近、まわりで協議体って言葉を聞いたことありませんか?協議体って一体何なんだろう?どんなことをする団体なんだろう?

イメージとしては地域の「茶話会」や「井戸端会議」!!

地域の情報を共有し住みやすい地域にしていく為の会議の場。

どんな情報を共有するの?

地域のことならどんなことでもいいんです!!

例えば「地域であったちょっといい話」や「今地域にある困りごと」「地域で今起こっていること」「地域での気になること」現在の地域の情報を共有することで地域の現状をみんなで把握し、自分たちで解決できることや地域のみんなで盛り上げていけるもの、また、行政の助けが必要なものを見つけ、協議体で考えていければと考えています。

生活支援コーディネーター

地域にある様々な活動や助け合いを見つけたり、つくったり、発信する人です。

簡単に言うと井戸端会議の世話役です。

第1層協議体(たすけ愛はしもと)と第2層協議会

第1層協議体(たすけ愛?はしもと)平成29年3月設立

橋本市に1つ、助け合いの必要性を分かち合い、市全体の困りごとを解決するために話し合う場です。

また、第2層協議体の設立を支援します。

本市は第1層生活支援コーディネーターを橋本市社会福祉協議会に委託しています。

第2層協議体

各地区に10協議体(橋本・山田・紀見東・紀見北・隅田・恋野・学文路・高野口・応其・信太)を設立。

自分たちの地域の困りごとを解決するために話し合う場であり、助け合い活動の立ち上げを支援します。
生活支援ニーズの把握および資源の開発を目的とし、情報交換や情報共有の場となります。

生活支援コーディネーターは地域から選出します。

これまでの生活支援体制整備事業に関係する道のり

平成27年度

○第1層生活支援コーディネーターを橋本市社会福祉協議会に委託

○生活支援サービスの体制整備についての勉強会

○地域づくりに関する意見交換会

平成28年度

○地域づくりに関する意見交換会

○これからの地域づくりを考える勉強会

○第1層協議体(たすけ愛?はしもと)の設立

平成29年度

○「みんなで創ろう たすけ愛はしもと」フォーラムの開催

○各地域で第2層協議体設立に向けた準備会

○4地域で第2層協議体設立

(「みんなで創ろう たすけ愛はしもと」の様子)

平成30年度

○5地域で第2層協議体設立

○第2層協議体で高齢者の生活状況アンケートを実施

○第2層生活支援コーディネーター情報交換会の開催

令和元年度

○第2層協議会で高齢者の生活状況アンケートを実施

○講演会の開催

 「地域の移動サービスの方法を探る研修会1~生活に必要な移動・外出支援について~」

  講師:関西STS連絡会 柿久保 浩次 氏

研修の様子

令和元年8月24日保健福祉センター多目的ホールにて開催の様子

研修の様子2

○講演会の開催

 「地域の移動サービスの方法を探る研修会パート2~生活に必要な移動・外出支援について~」

 講師:関西STS連絡会 柿久保 浩次氏

研修会の様子3

令和元年12月19日保健福祉センター栄養指導室にて開催の様子

研修会の様子4

令和2年度

○生活支援協議体設置要綱の改正に伴い消費生活センター職員を構成員に選任

○第2層生活支援コーディネーター交流会の開催

 講演会「高齢者の困りごとを抱える高齢者を支える助け合いの仕組みについて」

 講師:和泉市鶴山台北校区高齢者サポートセンター 代表 佐藤 正浩氏

研修の様子

令和2年11月29日保健福祉センター多目的ホールにて開催の様子

研修の様子

○ささえ愛高野口「地域のささえ愛活動」  令和3年2月26日発足 

ボランティア活動の様子

生活支援有償ボランティア活動の様子

ささえあい高野口

○移動スーパー運行記念式  令和3年12月13日(月)

 第1層協議体及び第2層協議体(学文路・恋野地区)が中心となり民間団体と連携し移動スーパーの運行に至りました。

○移動スーパー学文路地区、恋野地区開始  令和3年12月6日(月)

移動スーパー運行記念式

移動スーパー運行記念式の様子  

移動スーパーで買い物する様子

移動スーパーの様子

○新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、第1層協議体及び第2層協議体の活動を縮小

令和4年度

○第2層協議体活動報告会  

  令和4年9月11日(日)10:00~12:00橋本市保健福祉センター 多目的ホール

 ・橋本市の現状と取り組みについて

 ・第2層協議体の状況について

 ・第2層協議体活動報告

  • ささえ愛高野口
  • 君来たひろば
  • 絆 学文路

 ・講師 和歌山大学経済学部教授 金川めぐみ氏「第2層協議体活動報告会 ―総括―」

第2層協議体報告会の様子

第2層協議体活動報告会の様子

第2層協議体報告会の様子

○君来たひろば福祉電話訪問事業  令和4年4月1日(土)開始

電話訪問事業の様子

令和5年度

○第2層協議体活動報告会  

 令和5年12月16日(土)13:00~15:00

 橋本市保健福祉センター 多目的ホール

 ・第2層協議体活動報告

  • ふれあって山田
  • たすけ合う隅田

 ・情報交換・名刺交換 「第2層協議体の現状と課題について」

 ・講師 和歌山大学経済学部長・教授 金川めぐみ氏「第2層協議体活動報告会 ―総括―」

第2層協議体活動報告会の様子

○地域高齢者食堂kitchenかむろ 令和5年4月21日(金)開始

地域高齢者食堂kitchenかむろ
地域高齢者食堂の様子
垂井地区買い物ツアー

○社会福祉法人による買い物ツアー垂井地区開始 

令和5年4月25日(火)

小原田地区買い物ツアー

○社会福祉法人による買い物ツアー小原田地区開始 

令和5年11月8日(水)

山田地区移動スーパー

○移動スーパー山田地区開始 

 令和5年6月6日(火)

令和6年度

○ささえ愛高野口 移動支援開始  令和6年4月1日(月)

ささえ愛高野口チラシ

社会福祉協議会のサイトで協議体の活動内容等が見ることができます。

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お問い合わせ

橋本市 健康福祉部 いきいき健康課(地域包括支援センター)
〒648-8585
和歌山県橋本市東家一丁目1番1号
電話:0736-33-1111(代) ファクス:0736-34-1652
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