実質化された人・農地プラン
橋本市では、農家の高齢化や後継者不足により耕作放棄地や遊休農地が増えており、耕作放棄地の解消が大きな課題となっています。将来においても各地域で魅力的な農作物を作り続けていくため、“地域農業の未来の設計図”となる「実質化された人・農地プラン」の作成を令和元年より進めました。
人・農地プランとは
人・農地プランとは、農業者が話合いに基づき地域における農業において中心的な役割を果たすことが見込まれる認定農業者や認定新規就農者などの農業者(中心経営体)や当該地域における農業の将来の在り方などを明確化し、市町村により公表されるものです。
人・農地プランの実質化とは
国では、令和元年度から人・農地プランをより効果的に活用するため、人・農地プランの“実質化”を進めています。実質化に必要な要件は、以下の3点です。
1.アンケートの実施
2.現況把握
3.中心的な役割を果たすことが見込まれる農業者への農地の集約化に関する将来方針の作成
橋本市では「人・農地問題解決加速化支援事業」を活用し、市内全地区(9地区:橋本・山田・紀見・隅田・恋野・学文路・高野口・応其・信太)で実質化された人・農地プランを作成しました。