柿の種類

更新日:2021年09月17日

柿には様々な品種があり、品種ごとに収穫できる時期や食感・味覚が違います。

ここでは橋本市内で主に栽培されている柿を紹介します。

 

たねなし柿 (出荷時期:8月下旬から11月上旬)

果肉はほどよい堅さがあり、まろやかな甘さが特徴。

種がなく食べやすいので、子供からお年寄りまで大人気です。

和歌山では主に3つの種類があり、生産量が特に多いのが刀根早生柿です。

収穫後の果実を室に入れて炭酸ガスで渋を抜きます。一度に大量の柿を渋抜きできるのが利点です。

種 類 出 荷
極早生(ごくわせ)柿〈中谷早生・阪口早生〉 8月下旬から9月中旬
刀根早生(とねわせ)柿 9月上旬から10月上旬
平核無(ひらたねなし)柿 10月中旬から11月上旬

紀の川柿 (出荷時期:10月中旬から11月中旬)

樹になった状態のたねなし柿に固形アルコールを入れた袋を被せて渋を抜き、そのまま樹上で完熟させるのが紀の川柿です。

果肉にはゴマを振ったような模様があらわれ、シャキシャキ食感と強い甘み、日持ちがよくなるのが特徴です。

一つ一つ袋をかけるので手間暇がかかるこだわりと希少性の高い柿です。

紀州てまり (収穫時期:10月中旬から10月下旬)

和歌山県が新たに開発した新品種の甘柿です。

富有柿よりも早い10月中旬以降に出荷できます。

果実は富有柿よりも大きく、多汁で甘味が強いのが特徴です。

令和2年から試験出荷が始まり、本格出荷は令和5年秋を予定していますので、今のところ市場に出てくる量が非常に少ない柿ですが、機会があればご試食ください。

富有柿 (出荷時期:11月上旬から12月中旬)

甘柿の代表品種である富有(ふゆう)柿は、丸みのある果実で種なし柿と比べると大きく、果汁が多くてシャキシャキ食感、甘味が強いのが特徴です。

冷蔵保存した富有柿を真空パックに入れた冷蔵富有柿は1月下旬ころまで楽しめます。

あんぽ柿・干し柿・柿ドライフルーツ (出荷時期:9月以降)

乾燥機で柿の水分を抜き、甘味をギュッと凝縮している柿加工品です。

軟らかい半生タイプのあんぽ柿や干し柿、更に水分を抜いたセミドライタイプの柿ドライフルーツがあります。

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